エディット・ピアフ 愛の讃歌
【 感想:感動しました。私の好みの『ドツボ』です。 】ハリウッドにはない迫力と魅力が最初から最後までギッッッシリ詰まっています。愛と歌に生きる波乱万丈の人生。愛と歌に純粋で正直であり続けたからこその、不幸とも言える人生を送った女性。マリオン・コティヤールの演技がズバ抜けて素晴らしい。こんなにも吸い込まれ、映画が魅力的であるのは、彼女の表情・しぐさ、「ピアフとして存在していること」これに尽きます。久しぶりに本当に心が揺さぶられる映画を見ました。生きるということは歌を歌うこと。そんな風に何かに生きることができる人生をうらやましく思った。ストリートミュージシャンも大道芸人もシャンソニエの支配人もお客さんも、みんなそれぞれの人生を全うしているだけなんです。愛の賛歌は有名ですね。