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今日は大学の方で合同練習があったので、大学の練習に参加しました。
そして、その後、関東選手権の打ち上げがあったので、地元に帰って打ち上げに参加しました。 練習は、大会後なのですが、通常のメニューをこなしました。 そして、2時頃練習が終わり、電車で地元に帰りました。 打ち上げの主催者は、高校の卒業生でもある、高校の監督です。 つまり、OB会のようなものです。 ただ、先輩達はOB会とは言っていなかったですけど。 その飲み会では、主に陸上の話しをしました。 先輩達がどのように陸上に取り組んできたのか。 今の高校生がどのように陸上に取り組んでいるのか、等です。 先輩は、「スランプになったら、ただひたすらに練習をするしかない。スランプだからと言って、練習をしなければ、悪くなることはあっても、よくなることは無いからだ。」と言っていました。 自分もそう思います。 スランプの時にはモチベーションを維持するのは大変なことだと思います。 しかし練習はしなければならないのです。 他にも先輩は、「スランプの時には、発想を変えてみるといいかもしれない。今と同じ練習をして、大学生活を終えた時に、後悔しないか。後悔するなら、今と同じ練習ではなく、全く逆に変えてみる。例えば、400mの選手が試合前に今までは120mを何本かやっていた所を、50mのスタンディングをやったり、300mを走ってみたりする。」とも言っていました。 今と同じことをしていれば、今と同じことしか出来ないのんらば、これからは、違うことをして、違う結果を求めるといいのかもしれません。 現役高校生について先輩は「そいつはインターハイ2位になったときに俺に言ったんだよ。『優勝できなくて、すみません。』俺はそいつにずっとお前をインターハイで勝たせるために取ったんだ。お前は中学の時に2位だったんだから、高校では俺が優勝させる。でも、インターハイで2位で、そいつが帰りの車の中で最初に言った言葉が『優勝できなくて、すみません。』なんだよ。」とも言っていました。 すごい選手です。 インターハイの目標が優勝で、それを成し遂げられなかった悔しさがあの言葉を言わせたのでしょう。 自分にも見習わなければならない点が大きい選手だということに気づかされました。 その選手の特徴は調整力だそうです。 調整力というのは、自分の長所を最大限に発揮するためには、どこをどのように使えば良いのかを調整する能力です。 例えば、自分の場合ならば、長所は踏み切りです。 どんな状況でも、このポイントに入れば踏み切れるというものを持っています。 この踏み切りという長所を最大限にいかす為には、その準備段階が大切になってきます。 それは、助走です。 自分の助走は10歩です。 おおまかに言えば、最初の6歩が直線で、残りの4歩がコーナーです。 もう少し分けて言うと、最初の2歩が出だしで、次の2歩が中間走で、次の2歩がコーナーの準備の為の直線で、次の2歩がコーナーの踏み切り準備で、最後の2歩が踏み切りです。 この中で、どのように調整力を発揮するのかと言うと、最後の自分は最後の2歩で最大の力を発揮したいので、そこにたどり着くまでに最大の力を発揮する準備をします。 準備ほ大きく分けて、リラックスとリズムとスピードと遠心力と沈み込みの5つです。 リラックスとリズムは、助走の全体で重要になってくるのですが、常に肩の力を抜き、自分が1番気持ちのいい所で助走することを心がけます。 スピードは、最初に2歩でしっかりと腰をのせて、走ることで出します。 遠心力は、コーナーの準備から踏み切るまでの6歩で溜めます。 自分の使いこなせる遠心力の最大を踏み切り時に発揮するために、2歩準備して、2歩で作って、2歩で維持して、爆発させます。 沈み込みは、踏み切りの1歩手前で行います。 左踏み切りならば、右足を曲げた状態で着いて、その分、リズムも上がり、腰も沈みます。 そうすることで、より強い踏み切りをすることが出来るのです。 調整をする部分はこれらすべてです。 この5つは、すべて完成度が違います。 すべてに100%の力を注ぐことは難しいでしょう。 なので、練習でこの調整する部分を出来るだけ自然体で出来るようにします。 そうすれば、自分の跳躍の時に、この中の1つに重点を置いて、踏み切るために力の使いどころを調整することが出来るようになります。 OB会は、飲み屋が閉店になるまで飲んで、その後はハンマー投げの試合を見るために、先輩の家にみんなで行き、そこに泊まりました。 夜中だということもあり、自分は寝ぼけながら室伏さんの投擲を3投くらい見ました。 他にもマラソンを100mの試合も見ました。 先輩の家には10人くらい泊まったのですが、朝から用事がある人も何人かいて、各自バラバラに、勝手に帰っていきました。 先輩は朝までオリンピックを見ていたので自分が帰るときには寝ていました。 年の差が12もあるのに、陸上のことになると同じように興奮をして、同じように盛り上がります。 やはり、いい高校に入って、仲間に恵まれたと実感しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月24日 21時48分10秒
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