祈りと幸福と文学と

　日本でもとっくに事細かに報道されていたことだけれど、
　１２日のシンガポールでの米朝首脳会談について、やっぱりアンテナを上げて直接ピョンヤンからの報道を聴きたいと思い、２０時からの「朝鮮（チョソン）の声放送」にダイヤルを合わせた。
　いつもの革命賛歌のあと、たっぷり１５分間、この首脳会談の様子について、報道があった。
　トランプ大統領のことを、一回一回丁寧に「アメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領」と敬意をこめて呼んでいたのが印象的だった（今までの呼び捨ての悪口三昧は、完全に影をひそめていた）。この会談を金委員長の「大いなる業績」として歴史に刻もうという国家をあげての意気込みが、放送から感じられた。

　思うところはいろいろあるけれど、僕ごときが余計なことを発言したって仕方がない。
　粛清というのは、とてもイヤな言葉だ。

　受信レポート　6/13　受信機National RF-2600
JTS 20:00-20:20 朝鮮（チョソン）の声放送　日本語　9.650MHz　43343
※金正恩朝鮮労働党委員長のシンガポール入りから、米朝首脳会談の様子まで、時系列で報道。



追伸：ところでモザンビークのペンバ地域で血なまぐさい事件が起きているとの情報が、僕のところに入ってきています。テロ組織アルシャバーブが関与している、とか。


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