415607 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

祈りと幸福と文学と

祈りと幸福と文学と

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

もず0017

もず0017

Recent Posts

Favorite Blog

たますだれ・・・〜 New! jiqさん

21日朝の日記 New! 象さん123さん

前世の記憶を持つ子… New! タオ5433さん

いい名前 obasan2010さん

歌とピアノを友として cecilia6147さん

Comments

もず0017@ Re[1]:福山文学合評会に出席(05/16) 象先生 コメントありがとうございます。 …
象さん123@ Re:福山文学合評会に出席(05/16) 私もそういう文学の合評会に出席してみた…
もず0017@ Re[1]:「盆トンボ」表彰される(03/11) obasan2010さんへ ありがとうござ…
obasan2010@ Re:「盆トンボ」表彰される(03/11) 「盆トンボ」の表彰おめでとうございます!…
もず0017@ Re[1]:「狼の女房」 「ふくやま文学」第36号に掲載(03/02) 象先生 メアドは変わってないのですが、…

Free Space

Category

2018.11.23
XML
カテゴリ:BCL
 NHK–FMの「音の風景」という番組をご存知だろうか。音楽番組と音楽番組との間をつなぐ、五分間の短いスケッチのような番組である。
 今日は岩手県宮古市の浄土ヶ浜を訪れた観光客の声を紹介していた。
 この番組、ずいぶん昔からラジオでやっていたような気がする。
 それがいつ頃のことかと訊かれると、うまく答えられないのだが、「雨戸を開ける音」を紹介していたのを聞いた記憶がある。木の雨戸が、木のレールの上を、重い音を立てて滑っていく、ただその音を紹介していた。それを聴きながら、雨が上がり、晴れ渡った青空、まだ濡れている木の緑、そしてほっとした人の表情までも、まるで一編の詩を読んだかのように、私は思い描いていたと思う。
 雨戸を開ける音、それが番組になると考えたのは、どんな人物だったのか。
 他の素晴らしい番組が始まっては終わっていく中で、地味ながらもこの番組が長寿化しているところをみると、きっと私のような地味なファンがほかにもおられるのだろう。
 BBN聖書放送の「聖書日課」も、昨日で「使徒言行録」(テキストは新改訳ですので「使徒のはたらき」ですね)が終わり、今日からとうとうパウロ書簡に入った。分厚い聖書の中でも、書簡集はもう最後のあたりだ。分厚い一年間も、もうここまで生きてしまった。よくここまで忍耐強くやってきたと思う気持ちと、何も達成できないまま無駄に人生を浪費してしまったという思いとが、複雑に混じり合って、今日がある。年のはじめに期待したほど、今年も成長できなかった。そしてその期待というやつが、自分でも呆れるほど、いつも大きいのだ。
 いや、目標など、むしろ小さなほうがいい。「雨戸を開ける音」のように、身近で、ささやかで、小さなものほど、放つ光は大きいのだから。

11/23 受信機 National RF-2600
JST 09:15-09:20 NHK-FM(北九州)82.2MHz SINPO 55555


#音の風景 #NHK #BBN聖書放送 #パウロ #聖書日課







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2018.11.23 10:13:09
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X