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カテゴリ:句集「結んでひらくよ」
「ふくやま文学」の大先輩であり、今は「春燈」同人の福島善子さんが、 このたび記念誌を上梓されました。 80歳記念なのだとか。おめでとうございます。 内容のほとんどは短歌作品で、新聞に投稿し、掲載されたものを中心にまとめられたそうです。 ほかに俳句が9句。随筆が3篇収録されていました。 ささやかな一日(ひとひ)の終り楽しみは 湯舟につかりて雨の音聞く それぞれの思ひ抱きて寝る夜は 暗き闇に息ひそめたり ゆるゆると流るる時にいらだちて 再び帰る喧噪の中 若草色の紙の表紙。表紙の花の絵も福島さんのお描きになったもの。 いい記念誌をまとめられ、私にまでご贈呈下さり、感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.28 21:15:01
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