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早いものでもう11月も終わりです。
ABS-7777を入れてから約半年が過ぎました。 最初の音の印象は希薄になっているのが正直な所ですが、思い出しながら書くと音の余韻が伸びるのはG-0sと同様だと感じました。 G-0sと同じ効果が出るのは当然と思う気持ちと、価格からみて良かったと思う気持ちの半々でエージングに望みました。 期待を持ちすぎると裏切られた時の反動も大きいので、半ば頬って置いた状態での印象を書きます。 結果から言うと恩恵はあります。 それぞれの音の位置が明確になります。 録音環境やマイク、ボーカルの位置が今以上に解るようになりました。 ボーカルはより生々しくなり艶を感じます。 良いこと尽くめのようですが、その効果には個人の好みが絡むので、望まない結果に感じる方もいるかもしれません。 それは音の位置が明確になるということは、今まで我武者羅に前面に出していた音が後退するという言い方にもなります。 良い意味でのデジタルの勢いがスポイルされ、悪い言い方をすれば音が甘くなる、とも言えます。 これを音の腰が無くなると取るかマイルドになったと取るかで評価はかなり変わります。 一部で聞いた「ABS-7777は音が締まらなくなる」というのはこれに起因していることだと思います。 私の場合は元々サンスイサウンドで育ってきた環境があるので、硬い音よりも柔らかい音が好みだったことが幸いしているとは思いますが・・・ 最後にABS-7777の不満な点として常時通電が上げられます。 電気容量は我慢してもあの青いLEDは眩しすぎます。 暗くすると部屋全体が青白くなり、前面を隠さなければなりません。 改良点として是非、前面にG-0sと同様にスタンバイスイッチか、消灯スイッチの追加を望みます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 29, 2005 03:25:33 PM
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