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GTサウンド店内で店主さんと一対一に対じする雰囲気からか、ドアを開けてすぐ帰ってしまう失礼な客もいると他のHPに書かれていましたが、その気持ちが分かるような気がします。
ブラッと入る冷やかしには敷居が高い緊張感があります。 「何かお好みを御聴かせしましょうか」と声が掛かり、ほっとしてGTサウンドオリジナルSPを聴かせてもらう事になりました。 最初のSPは2ウェイのSRS-1Bです。 寸法はW700×H900×D620/mmもあります。 重量も150kg以上あるようです。 構成は4インチダイヤフラムドライバー+15インチウーハーで接続はノーマル。プリとCDPはレビンソン、パワーはアキュのモノラルだったと思います。 音量は自分が普段聴く程度としてもらいました。 そこから出てきた音は棘のないごくごく自然なもので、とても耳なじみのいい音、いつまでも聴いていたいと思わせる音です。 視聴位置が近くSRS-1Bまで2m位なのと、足場がキャスターでその場で動かした即席のセッティング、長いSPケーブルと条件が悪いのを全く意識させません。 全体的には自然なのですが、その中でも特に印象的なのが中高域です。 ドライバーからのボーカルの圧力、勢いが凄く厚いのです。 この源は物量そのものだと思います。 箱、ホーンの絶対的な大きさもそうですが、中に納まるユニットにかけるコストが凄いのです。 ドライバーのカットモデルです。 ウーハーのカットモデルです。 私のS9500と比べてみるとSRS-1BはS9500に近い印象でした。 しかし、S9500に勝る部分もありました。 それはドライバーの受け持つ音域であの濃さには敵いません。 同じ4インチダイヤフラムドライバーながら違います。 メーカーの考え方や趣向もありますが、物量を突き詰めたオリジナル作品の世界の凄さを改めて感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 12, 2006 03:39:10 PM
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