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2ウェイのSRS-1Bを聴きながら、ついつい自分のS9500と比べていましたが、根っこは自分の好みの音、音色と同じ傾向だったことに嬉しさと安堵感を感じつつ、更に大型のSRV-1Bを聴きました。
SRV-1B 寸法はW850×H1300×D650/mmもあります。 重量も確認はしていませんが250kg以上あるかもしれません。 構成は4インチダイヤフラムドライバー+15インチウーハーのダブルウーハーです。 S9500と同じ仮想同軸2ウェイです。 SRS-1Bでも十分大きいですが、更に高さが加わることで凄みと共に異様にさえ感じます。 こちらはF-25Vを用いてマルチアンプで鳴らしてもらいました。 (通常のF-25Vと異なりフィルターアンプが2台組み込まれ、低域と高域でそれぞれスロープの調整が出来るそうです。) アキュフェーズが低域、高域はサンスイの2302だったような・・・ あのヘビー級モデルからすると極々小音量であろう、私が普段聴く音量にしてもらい試聴です。 音はSRS-1Bと同系等ですが、拍子抜けするほど普通の音です。 しかし、SRS-1Bと比べて一段と静かに感じます。 これ見よがしの嫌味がまったくありません。 つい、この大きさに威圧されてもの凄い迫力だけの荒削りな音を想像させますが、物量と技術を投入して作られた作品とはこれなのだと説得されるような「極めて普通」な音なのです。 ドライバーの迫力もダブルウーハーの影響なのかSRS-1Bとは違う印象です。 SRS-1Bとは至近距離でSRV-1Bとは離れていたことも関係しているか分かりませんが、あの強力なドライバーは本来、ダブルウーハーと組み合わせるのがベストなのかもしれません。 店主さんがこれを6畳で鳴らしているオーナーが、何人もいると言っていましたが分かるような気がします。 6畳に置かれているSRV-1Bを想像すると無理があるような感じがしますが、小音量で聴く人にはとても重要なことがあります。音が痩せないのです。 S9500でもそうですが小音量でも低音も高音もきちんと出ています。音に厚みがあるのです。 試しに音量を大きくしてもらいましたが、その時は流石にSPの大きさに沿う迫力が音圧となって肌に刺さるように飛んできました。ですが、五月蝿くはならず迫力と音量が増すだけです。 今回メーカー製とは違うオリジナル品を聴かせて頂き、前回も書きましたがその素晴らしさを堪能致しました。 JBL信者の私はあくまでもJBLにこれからも拘り続けますが、オリジナル品の良さに触れたことにより、改めてメーカー品の良さを再認識した思いです。 それはコストという絶対的な制限がある中での製品の開発努力や英知、オリジナリティ等がオリジナル品の裏返しですが、メーカーの音として感じられるような気がしたのです。 最後に店主さんが言っていた「オーディオはSPが絶対!一番重要です。」 同感です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 12, 2006 03:45:59 PM
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