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巷ではピュアオーディオ復活の兆しがあると言われています。
これは私の上の世代、団塊の世代の方々の趣味への回帰が大元だと思いますが、それに合わせて機器は豪華になり、価格もより高価な物が取り上げられています。 便乗なのかどうか分かりませんが、世の中がバブル時代に戻っているような感があります。 私個人的にはこの傾向自体、良いコストの掛かった商品が出てくることであり歓迎します。が、素直にその波に乗れない自分もいます。 対象にしている機器がより高額にシフトしていることが一番大きいのは重々承知していますが、それ以外にも原因があると思います。 バブル時期と現在とでは環境に大きな違いがあります。 良かれ悪かれバブルに翻弄された時代を経験している自分としての意見ですが、バブルの頃は自分も若くその場、その時を考えればいい気楽さもありましたが、時代もそのお気楽を後押ししてくれていました。 バブルが良かったとは言いませんが、慢性的なインフレのせいで商品も値上げが行われていましたが、今年より来年の方が必ずサラリーが上昇するという、絶対的な右肩上がりが存在していました。 サラリー自体は当時より多くなっても、右肩上がりが崩壊したといっていい今では、将来に対しての漠然とした不安があるため、バブル期と同じような行動はできませんし、自らを抑制してしまいます。 そのブレーキを解除させるだけの魅力的な商品とパワー、経済力があれば単なる憂鬱で済みますが、それをまず考えてしまうのです。 海外製が中国の影響かもしれませんが軒並み値上げを実行している光景や、1000万クラスの値札を当たり前に付けているSP、アンプを見ていると、バブル時に自分が憧れていた機器を叙叙に揃えてきた時より、更に非現実的な時代になったような気がします。 最も対象にしている機器のレベルを下げれば話は簡単なのでしょうが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 8, 2007 12:38:13 PM
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