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3Fです。
商品構成は4F以上にぐっと身近で見慣れたものになってきました。 JBL S9800やマークレビンソン、マランツのアンプなどが展示されています。 フロアは上階より広々として明るく開放的な空間です。 SPではソナス・ファベールのストラディヴァリが一際目に留まりました。 色が写真で有名なレッドヴァイオリンではなく、グラファイト仕上げだった為か、抱いていた印象とは異なりますが、横幅が広く奥行きが薄い独特のプロポーションは他のSPとは全く違い、美しさと威厳を放っています。 正に見惚れてしまう造形美です。 美しさ、存在感では7Fのスーパーモデルに勝るとも劣らないと思います。 しかし、前後左右に空間をかなり要求するタイプなので、広いスペースが確保できないと設置は難しいのではないかと安易に想像できます。 ストラディヴァリを一回り小さくしたエリプサも置かれていました。 色がイメージ通りだったこともあり、初めてこのフロアに足を踏み入れた時は、エリプサがストラディヴァリだと勘違いをした程、ストラディヴァリのように見えます。 設置の面や価格を考えればエリプサも十分魅力的な存在です。 横にあるアマティも美しさでは引けを取っていません。 アンプに目を向けるとやっとマークレビンソンに出会うことができました。 今までアンプは殆どが白の世界だったので黒は逆に新鮮に見えます。 赤く大きなディスプレイがアクセントになっています。 このフロアではリクエストが通り、ストラディヴァリとマークレビンソンのアンプによる試聴が出来ました。 音に関しては自分のイメージしていた(自分の好み)音とは異なり、なにか散漫でピントの合っていない音だったので少々がっかりしましたが、多分SPのポテンシャルが高すぎてレビンソンのパワーアンプが十分ドライブ出来ていなかったのではないかと感じました。 モノアンプで力のあるアンプが必要なようです。 数時間に亘りダイナ5555を探索しましたが、正にオーディオの聖地です。 目も眩むほどのスーパーモデルにこれだけ遭遇できる場所はここだけでしょう。 オーディオ好きには堪らない空間です。 敷居は高いですが見聞を広げるためにも、またお邪魔させてもらおうと思います。 対応して頂いたスタッフの方には大変お世話になり、ありがとうございました。 ここで一つ感じたのは自分の今までのハイエンドに対する認識とのギャップです。 ハイエンドのビックネームといえば、自分にはマークレビンソンとマッキントッシュですが、実際というかダイナ5555の世界ではゴールドムンドが筆頭のようです。 ダイナ5555は本当にゴールドムンドに傾倒しているのが回ってみるとよく分かります。 ゴールドムンドの音はダイナ5555以外でも何回か聴いたことがありますが、贅肉のないハイスピードな音というイメージがあり、自分の好みとは違う世界なので敬遠していましたが、今の「ハイエンド」の指針はその方向に向かっているのを実感させられました。 まぁ趣味の世界の話ですがらオンリーワンで構わないことではありますが・・・ 結局、目当てのプリアンプを1台だけ聴く事ができました。 次回からは自宅試聴でのインプレッションを書く予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 9, 2007 06:11:52 PM
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