ホームシアターとアクアリウムの世界

行き着けのショップにありました。
JBL　パラゴンです。



誕生はステレオが出始めた頃の1957年、生産が終了したのは1983年と実に永い期間に渡り、JBLのフラッグシップの座を守っていた文字通り憧れの存在です。


音は聴くことは出来ませんでしたがJBLフリークにとっては見るだけでも十分です。
今のDD66000、S9800、そして私のS9500とその時代、時代でフラッグシップは変わってきましたが、実際に実物を見ると時代を超えてパラゴンこそが本当のJBLのフラッグシップだと思います。

一見するとSPには見えない独特で優雅なスタイルはSPと言うより工芸品の域ですし、左右一体式故の大きさ、重さが一般家庭のリビングルームへの導入を躊躇させてしまう凄みがあります。

搬入の際には３分割できるそうです。
一体式の方が剛性面ではベストだとは思いますが、横幅３ｍ弱、奥行きも90ｃｍもある巨大な物体なので、現実問題で玄関からそのままでは入れられないので仕方がないところです。

価格は240万とのことです。
応談の紙が沢山貼られていたのでもう売却されていると思いますが、外見も綺麗なので240万は勿論高額ですが、「パラゴンを所有する」とすれば大変良心的な価格ではないかと思います。

久々に遭遇出来たので思わず写真を撮ってしまいました。
今、中古市場は流通がとても活発だそうです。
このパラゴンの情報はショップのHPサイトには全く掲示されていませんでいた。
普段HPサイトはコマ目にチェックしていますが、それだけでは十分ではないようです。
たまにはこんなビックな掘り出し物もあるので、ショップにはもっと足を運ばないと思わぬ損をしているかもしれません。