|
カテゴリ:カテゴリ未分類
B1000fの上部からのショットです。
奥行き592mmそして重量65.0Kgは、やはり今までのアンプとは規模が違います。 大きいと思っていたB10が小さくコンパクトに見えた程です。 B1000fとB10との違いは大きさと重さだけではありません。 SPを駆動する力そのものが桁違いなのです。 違いはB1000fを繋いで暫くして解りました。 当初はいくら進歩したからと言って、B10x4+F25VMの物量には敵わないだろうと高を括っていたのです。 が、次第に音の空間の広がりや音階の表現に差が現れ始めました。 マルチにすることにより、ラックス特有のコクが強調された音は私の好み通りなのですが、それよりも瑞々しい丹精な音にS9500が変貌していくのです。 コクという面だけでは音自体のコクは薄まったように感じましたが、この清らかな音、音色、表現力は素晴らしいものがあります。 絵画に例えれば、良く描かれているが全体にセピア調の癖があったものが、絵画自体の個性はセピア調が薄まって弱くなったものの、描写が更に細かく繊細になったというイメージです。 ドライバー領域の中高音域もB10時よりも伸びていてスーパーツィーターが不要(邪魔)になるほどです。 伊達に大きく重くそして高価になった訳ではないことを 自宅試聴で思い知らされ、ネガティブモード満載だった試聴も、敢え無く導入の運びとなったのです。 余談ですがB1000fを試聴する直前は配線等のことを考えて、B10一台でのシングル接続にして聴いていました。 そして試聴に入る前にYさんを交え、B10シングルの音を聴いてからB1000fに交換しましたが、B1000fの音を聴いてYさんが一言呟きました。 「これ程の差があるとは…ショックです」 B1000fはスーパーツィーターが不要になるという副産物を生みましたが、それ以外にもシステムに影響を与えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 22, 2008 11:29:55 PM
|