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ケーブルの接続と入力の設定も完了し、いよいよ初のHDMI体験です。
DVDを1080p/60にアップコンバートした映像からです。 5mという長さと信号の認識に思いの外時間が掛かり、PCお決まりのエラーかと心配しましたが無事映像がプラズマTV(パイオニアPDP-6010HD)に出力されました。 今まで見慣れていたD端子映像の1080iと比べ、コントラストや細部・暗部の表現が繊細になって、水を加えたかのような瑞々しい映像になりました。 今まで映像面ではRCA→S端子→RGB(5BNC)→D端子(3コンポーネント)→HDMIと幾多の変換を経験してきました。 その中で一番圧倒的な変化を体験させてくれたのはS端子→RGBだったと思います。 発展途上の段階でラインダブラー+5本のケーブルという物量が成し得た成果なので当然なのかもしれません。 そして今回の変化の度合いを言えば、今まで程のインパクトは正直ありませんが、それだけ技術が成熟してきた表れと捉えたいと思います。 認証に時間が掛かるのは頂けませんが、映像と音声が1本で繋げる手軽さとD端子よりしっかりした接続端子は気持ち的に新しいメディアに触れている実感があります。 DAC兼スケーラー兼セレクターとして使用しているAV8003の実際の使用感想は以下の通りです。 ・HDMI入力はHDMIのみの出力となります。 投射型プロジェクターへは現状コンポーネント接続なので、DVDやレコーダーはHDMIとコンポーネント接続の2通りで繋いでいます。 ・1080pは1080/60のみ1080/24というのは選択できません。 セットアップ画面上には1080pとだけ表示されています。 ・接続機器がHDMI(デジタル)接続ではアップコンバートできません。 DVDレコーダー内では1080Pの選択が出来ないため、仕方がないのでHDMI接続からコンポーネント接続に戻しました。 ・HDMIの2系統同時出力はできません。 リモコンでどちらか一方を選択する方式です。 ・ネットワーク接続は自分のPC・ネット環境(Vista、光)ではフォルダ全てを開示できません。 PC内のビデオでも再生できないものがあります。 ・本体のノブの感触が悪い。 普段触りませんがフニャフニャしています。要改善点です。 ・本体はパネルが樹脂製なので安っぽく見えなくもないですがデザインは優秀。(あくまで個人的な意見です) 但し、天板だけは素っ気ない薄い鉄板一枚なのでラック上段には置く気にはなりません。 発熱は多少ありますが気にする程でもありません。 ・リモコンの反応が鈍い 他の機器と同様にラーニングリモコンを作動させても認知しないので、確実にAV8003側にリモコンを向けないといけません。(純正品でも同様です) 日々の使用で一番改善を望む項目です。 ・最後に音声ですが私の場合は以前のD端子セレクター経由と比べ、臨場感・S/N・音域が広くなり、CDPとの音の格差は明らかに減少したと思います。 先ほど便利と言ったHDMIの売りである映像+音声の出力が少し厄介です。 音声もHDMIを使用するならば全然問題はありませんが、あえて分けて使用する場合、自分の所有する機器ではHDMI音声をキャンセルもしくは変更する選択が出来ません(PS3は可)。 AV8003側で受け手を変えているので音質的には支障はありませんが、(HDMIケーブル内にも音声信号が流れていて重複はしています)プラズマTVのSPからも音声が出力されるので、メインSPを使用時はミュートさせる必要があります。 もっぱらTVはプラズマTVのSPで事足るので電気代の節約にはなりますが。 HDMIを2系統接続できる環境になり、投射型プロジェクター導入の足場がいよいよ整いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 11, 2009 09:44:01 PM
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