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障害という程大げさなことではないのですが個人的にT-1000のサイズ(高さ)が問題でした。
そのままでは単純に収納場所が確保できなかったのです。 当時は3連のラックにソース機器の全てが入っていて中は満杯状態でした。 T-1000と旧チューナーが同サイズならば単に入れ替えだけで済みますが、T-1000の方が高さがあるため、何かをラックから出さなければ物理的に入れることができません。 使用頻度の最も少ないLDプレーヤーを撤去すれば話は簡単なのですが、LDでしか所有していないソフトも多いので処分も出来ず、かといってラックの変更は当初から考えていないので購入に踏み切れなかったのです。 そんな中、ふと名案が浮かびました。 3連ラックを簡易の4連にすればどうだと。 Lスピーカーと3連ラックの間に隠れたデットスペースがありますが、そこに以前パワーアンプB-10を2台置いていた2段ラックを置くことができれば1機種を移動することができます。 幅と奥行きを測り、納まることが判りました。 しかし難題がありました。 デットスペースには自作の小型の2段ラックにレギュレーターHSR-510が2台置いてありました。 HSR-510は2段ラックを介して縦に重ねて置かれています。 上記の2段ラックを用いることになれば、上段もしくは下段に横に2台並べなければなりません。 今まで縦に置かれていたものを横にするということで電源ケーブルが届かない可能性があります。 しかも電源ケーブルは堅くて融通の利かない根岸N2です。 専用分電盤からHSR-510用に2本繋がっているのでケーブルの交換も出来ません。 2段ラックの上段ならば接続は確実ですが、実質下段は使えなくなるので意味がありません。 駄目元でラックを仮置きしてHSR-510を下段に置いてみました。 分電盤からケーブルを延ばして最も外側に置かれるHSR-510に繋いでみます。 繋ぐ前は無理かなと思っていましたが間を通すことで測ったようにジャストフイットです。 インレットの向きも問題ありません。 ホッとして第一段階クリアです。 これで思惑通りに下段にHSR-510を置くことに決めました。 ですが、まだまだ難関が控えています。 2段ラック正面に対してHSR-510は横向きに置かれるので、ケーブルを繋ぐ面に2段ラックの柱が来てケーブルに干渉する可能性があります。 柱は2本で前後に隙間もあるので柱を避ければいいのですが、ここでも根岸N2が障害になる恐れがありました。 しかし、2段ラックが本来B-10用だけあって横幅があったため、HSR-510を出来るだけ前に寄せることで、根岸N2を曲げるだけの十分なクリアランスを稼ぐことができ支障ありませんでした。 これで第二段階クリアです。 難題はクリアしましたが手間はまだまだ続きます。 HSR-510は本来の場所からかなり離れたため、今までソース機器と繋いでいたケーブルが一部届かなくなりました。 ここからは脱着可能のケーブルの話なので、電源系の整理も含めながら手持ちケーブルをやりくりして対処しました。 これでやっとHSR-510を設置することができました。 そして2段ラックの上段には普段触ることのないG-0sを移動させて3連ラックの空スペースを作りました。 電源の取り回しと共に3連ラック内のレイアウト変更見直しを経て無事T-1000導入となったのです。 HSR-510は手ごろな価格のレギュレーターだと思いますが不便な面もあります。 HSR-510は5A対応で4口のコンセントが装備されていますが、コンセント間隔が狭く直径40mmの丸プラグが斜めに2本しか刺すことができません。 残りを使用するとなると小振りのプラグに限定されます。 いろいろ探した結果、オルトフォンとPSオーディオを購入して4口を活用しています。 今回のHSR-510移動が一番の手間でした。 その中でケーブルの引き回しを行っていて改めて根岸N2には苦労しました。 N2ケーブル(というか5.5スケア)には上下の向きがはっきり存在するため、短いケーブルだとプラグとインレットの向きが合わなければ端子に接続することができません。 そのため、一部のケーブルはプラグを一度緩めて向きを変えて合わせています。 ソケットブーツのあるZAC1fsは向きが任意に変えられません。 幸いHSR-510用は問題ありませんでしたが、その不便さから予期せぬケーブルの差を確認することになったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 10, 2010 07:05:50 PM
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