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随分間が空いてしまいましたがBDP-95の続編です。
本体のデザインは前面側にウェーブが掛かっています。 デザインは個人の好みですが常に目にするので平凡で画一的な国産品よりは個性があって好感を持てます。 厚みは今のレコーダーよりもありますが、やはり薄い1枚鉄板の天板と側面から重量が軽くピュア系と比べれば剛性面が物足りないというのが手にした最初の印象です。 ディスクトレーはレコーダーよりはしっかり作られています。 背面には通常の端子以外にXLRステレオ出力と5.1chのアナログ端子が並び、音声出力に力を入れているのが覗えます。 HDMIは当然映像と音声のセパレートが可能となっています。 設置場所は音・映像ケーブル共に最短で繋げるプリアンプの下にしました。 接続はDVDO iScan Duoに映像はHDMI(ソニーDLC-HJ7HF)、音声は光(サエクOPC-X1)で本来は済みますが、BDP-95のアナログ出力も単独で使用してみたかったのでXLR(ワイヤーワールドGBI 6)でプリアンプと繋いでいます。 電源ケーブル(オルトフォンPSC-3500 XG Silver)はレギュレーター(光城精工アレイマーク2)に繋ぎ、他にLAN端子で接続は完了です。 電源を入れて初期設定に入りますが、個人輸入なので日本語取説はありませんが画面に従えば、一部選択時に分からない単語を調べる手間はありましたが、悩むこともなく普通に進めました。 合わせてDVDO iScan Duo側も設定をしていよいよ視聴開始です。 まずは国産DVDを再生させるために用意したCD-Rを入れてDVDをプラズマTVで見られる事を確認後に本命のBDの視聴です。 映像はレコーダーと比べて圧倒的な優位性は感じられませんが、S/Nの良さと共に画に安定感があります。 音声はまずはD-03経由でプラズマTVの音から聴きました。 レコーダーでもそうですが、普段流す分にはプラズマTVの音でも音量さえ控えめならば十分な音質だと思います。 次はプリ、パワーアンプの電源を入れてのプロジェクターでの視聴です。 画は大きくなった分、レコーダーとの違いがはっきり分かってきました。 やはりS/Nの良さが際立ち、DVDとLDの差までとは言いませんが、さすがは専用プレーヤーという貫禄と余裕を感じます。 反面音はD-03経由ではそれ程の違いは無いようにも聴こえます。 但し、プリアンプ直の音はゲインの差もあって思うのかもしれませんが、断然プリアンプ直の方が自分好みで腰の入った音に変わるので、プロジェクター視聴では常用にしたいと思わせるものがあります。 予想外のアナログ出力の良さなので、試しに想定はしていませんでしたが、BDP-95とP03+D-03+G-0sでのSACDの聴き比べを行なってみました。 結果は当然ながら定位・空間表現力・S/Nの差でP-03+D-03+G-0sの勝利ですが、物量投資の典型とも言える機器と20倍の価格差は感じられませんでした。 前にも書いたかもしれませんが、デジタルの差と言うのは本当に僅かな処にあるようです。 使い勝手としてはDVDO iScan Duoとの相性なのか、設定に不備があるのか分かりませんが、DuoとBDP-95との電源ONの順番でBDP-95の画像が映らない時があります。 例えばレコーダーをDuo経由で見ていたとして、BDP-95に切り替えても音声は聴こえますが映像はグリーンバックになり映像は映りません。 その場合Duoの電源を一度切って再度ONにすればBDP-95の画像が映るのです。 最初は故障かとも思いましたが何かのプライオリティ設定があるのかもしれません。 BDP-95の作動は特質して早いわけではありませんがストレスは特に感じません。 リレー音は確かに大きく安っぽさが気になりますが、作動音その物は特に気になりません。 エラーもなくPS3並みに信頼出来ますし、再生出来ないディスクも今の所は発生していません。 地デジ録画分は当初再生不可だったと記憶してましたが、このブログを書く際に改めて確認してみると再生することが出来ました。 ひょっとすると前回自動アップデートがあり、その内容はDVDの24P再生だけと思っていましたが、その際に合わせて行なわれたのかもしれません。 正に手持ちのディスク全てを再生できる万能マシンです。 メニュー画面で日本語文字が文字バケするのは頂けませんが。 いろいろ書きましたがBDPとしては、率直に国産メーカーも参考にして欲しいコストパフォーマンス抜群なマシンだと思います。 更新遅れで気づけばこの優秀マシンも製造中止になって後継機がもう発売されています。 改めてビジュアル機器のサイクルの早さだけは米国でも健在のようです。 BDP-95を入れたのでオーディオボードも何枚か新調し、配線やレイアウトを見直しました。 ボードの効果は見た目やブラシーボもありますが、音や映像アップに貢献していると思っています。 今年も思わず購入したくなる機器の登場を期待します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 28, 2013 02:51:14 PM
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