カテゴリ:真空管ラジオ
昨日は妙な事が続いたのこと。
珍さん、帰宅する為に、ホームに並んで、下の写真の本を読みながら電車を待っていたアル。 これは先日買ったラジオ・オヤジのバイブルのこと。 珍さん、真空管ラジオのレストアに凝り始めたアルが、この本が無いと不可能な作業のこと。 そこで、毎日、電車の中で、この本の内容を理解したり、覚えようとして夢中で読みふけっているアル。 すると突然、珍さんの左側から「そんな本を読んでいると病気になりますよ!」と声を掛けられたのこと。 珍さん、いきなり見ず知らずの他人から、そんな事を言われたアルから、「何を失礼な! アンタに、そんな事を言われる筋合いは無い!」と怒ろうとして、声の主を見たら、ア、ア、ア、アイヤー、なんと、そこに立っていたのはアメリカ人だったのこと。 日本語が流暢(りゅうちょう)だったアルから、まさかアメリカ人とは夢にも思わなかったのこと。しかも、珍さんが読んでいたのは日本語で書かれているのこと。このアメリカ人、漢字を読めるアル。 ふいを突かれて驚くと同時に、「え?ひょっとして、このアメリカ人もラジオ・レストア・マニア?」と嬉しくなったアル。珍さん、「とっくに病気になってます!」と答えたアル。 そのアメリカ人、「私も最近、その道に恐る恐る手を出したんですよ。だけど病気になりそうで怖い」と言ったアル。 今でもアメリカでは真空管ラジオの部品が豊富に手に入るのこと。知り合いになれば、都合が良かったアルが、二人が乗った電車は指定席になっており、そのアメリカ人は遠く離れた車両に座ってしまったアル。 電車を降りて、ひょっとしてアメリカ人も降りてくるのではないかと期待してホームに立っていたアルが、残念ながら二度と会えなかったのこと。 諦めて、電車を乗り換えようとしたら、頭のオカシイ・ニーチャンが、何かに腹を立てたらしく、珍さんの脇を通って、電車の車体を思いっきり蹴って降りていったアル。最近、いかれた人間が多いアル。あいつがもし、珍さんに襲いかかって来たらと思うとゾッとしたのこと。 目的の駅でトイレに入ったら、珍さんの隣で40歳くらいのオッサンが、小便器の前に立ってペットボトルのお茶でうがいをして、便器に吐いたのこと。 「妙な事をする奴だ」と思ったら、今度は小便器の前に荷物を置いたまま、鼻をかんで、ティッシュをゴミ箱に捨てに行ったのこと。当然、空いた便器の前に別のオッサンが立ったアル。 ますます、「妙な野郎だ」と思っていたら、オッサンはゴミ箱の前から大便室(?)の方に歩きながら、まるで駅員のように気取った言い方で大きな声で 専修大学は4年で オ ワ リ !と叫びながら大便室に入ったアル。 |
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