カテゴリ:学研ラジオ・アンプ
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構想開始から2ヶ月、悪戦苦闘の末、ついに「学研の真空管ラジオ」を「高一付き3球1ゲルマ・スーパー・チューナー化」することに成功したアル。 元の外観をあまり変えずに、高周波増幅1段、周波数変換、中間周波増幅に真空管を使い、ゲルマニュームで検波という構成にすれば、低周波増幅部を除く3球1ゲルマ・スーパーになるのこと。 低周波増幅は、これまた学研の真空管アンプに任せるのこと。 これで「学研シリーズ」で、高周波増幅1段、低周波増幅2段の5球1石スーパー・ラジオを作ったことになるアル。 予備の学研アンプと学研ラジオは4,5組み有るアルから、いずれ一つのシャーシーで組み立てることにするアル。 珍さん、このあと、低電圧で作動するマジック・アイ、1M3/DM70を付ける予定アル。上手く行けば明日の朝くらいには披露出来るアル。 まずは、色々な回路図を参考に回路を決定し、それを学研ラジオのプリント基板のパターンに合うように部品配置を考えたアル。 画面で斜めの小さな黒い線がいっぱい見えるのは、ランドを切り離す部分アル。殆ど原型をとどめない位に切り刻んでしまったアル。 特に、オリジナルでは真空管の1番ピンにプラス1.5ボルトを掛けるようになっていたアルが、基本は7番ピンに1.5ボルトを掛けるという記事を見かけたので、その通りに変更したため、ズタズタになってしまったアル。 完成した全景。ボリュームとブック・バリコンを取り払って、2連バリコンと単連バリコンを取り付けた以外は、オリジナルのイメージを残したのこと。 左から高周波増幅用の1T4、周波数変換用の1R5、中間周波増幅用の1T4。 ブックバリコンを取り払い、2連バリコンと単連バリコンを取り付けたアル。2連バリコンは手持ちのサイズの関係でトリマー無し。 取り敢えず、完成した基板。1番下の長い錫メッキ線はAGCライン。ここからマジックアイ用の信号を取り出せば良い筈アル。 プロトタイプの為、配線は汚らしいのこと。予備の学研ラジオは4,5台有るアルから、綺麗な配線でもう1台作るつもりアル。 一番苦労したのが、周波数変換と中間周波増幅の部分だったアル。 高周波増幅はすぐに成功したアルから、何度か「このまま、高周波増幅一段のゲルマニューム検波ラジオで誤魔化そうか」と思ったアル。それでも試行錯誤の末に、やっと昨夜完成したのこと。 左から、高周波コイルの代用にしたNo.88コイル、これまたOSCの代用にしたNo.88コイル、第一中間周波トランス、第一中間周波トランスの2次側の代わりに使った62pFのディップ・マイカ・コンデンサー、第二中間周波トランスとコンデンサーアル。 内尾氏が「大人の科学」に書かれた記事を見て、記事にあった「キョードー」で、同じ部品を買おうとしたら、「あれは今は無い」と素っ気ない返事だったアル。 そこからが苦労の連続だったのこと。まず、シオヤ電気で真空管用の小さなI.F.Tを買ったアルが、1次側と2次側が別々になっているシロモノで、合計4個のI.F.Tを設置しなければならないし、小型と言っても、あの基板には大きくて不似合いだったアル。 そこで、トランジスター用のI.F.Tを買ったアルが、色々な記事に出てくる通り、2次側が45ボルトに堪えないらしく、すぐに断線したり、イヤな臭いと共に煙が出ること2回、その度にシオヤ電気行って、I.F.Tを3組みずつ買って来たアル。 最終的にはI.F.Tの2次側を使わず62pFのコンデンサーと100kΩの抵抗でRC結合をしたところ、無事に完成したアル。 最後のトラッキング調整アルが、トリマー付きのバリコンはサイズが合わず、局発のトリマー・コンデンサーもパディング・コンデンサーも手に入らなかったアルから、調整箇所はI.F.TのコアとNo.88のコアのみアル。 バリコンとNo.88コイルの容量の所為か、なるべくバリコンを閉じた位置でNHkが入るようにしたら、No.88コイルのコアがこんなに飛び出てしまったアル。 それにしても、トランジスター用のI.F.Tが真空管ラジオに使え、高一コイルとOSCの代用にNo.88コイルが使えることは、珍さんにとって大発見だったアル。真空管で小さな高一付きスーパー・ラジオを作れるアル。 それでも、何とか、NHK第一放送から日本放送までをカバー出来たのこと。珍さん、このラジオは「ラジオ深夜便」専用に使うつもりアルから、NKHK第一さえ入れば満足のこと。 さて、これからマジック・アイの取り付けに掛かるアル。 ア、ア、ア、アイヤー、珍さんついに、「学研真空管ラジオ」の「マジック・アイ付き3球高一付きスーパー・チューナー化」に成功したアル。 恐らく日本初の快挙ではないかと思うアル・・・誰もそんな馬鹿なことに挑戦しないだけ? 左端が1M3という太さ1センチちょっとのマジック・アイアル。オリジナルのボリュームを取り去った跡の穴から配線しているアル。 遠くから見ると、オリジナルとあまり区別が付かないアル。 真空管ハンドブックによれば、フィラメント電圧は1.5ボルト、プレート電圧は67.5ボルトになっていたアルが、珍さん、006Pがへたっているアルから、40ボルトで試してみたアルが、光が弱い以外、問題は無さそうのこと。 但し、同調すると光っている部分が細くなるという物で、ちょっと違和感が有るアル。それでも同調すると光が消えるので、無いよりは同調が取り易いのこと。 残念ながら、生まれて初めて、S.M.T(サブミニチュア管)を触った珍さん、取り付けの途中で、足を根本から折ってしまい、辛うじて半田付けしてあり、少しシャーシーから浮いたままアルが、これ以上無理をすると壊してしまうので、このままにしてあるアル。 いよいよ最終調整段階アル。テスト・オシレーターで中間周波トランスの調整をするのこと。 2個の中間周波トランスをそれぞれ調整。 同じく学研のアンプ、スピーカーと組み合わせてシステム完成のこと。 中々壮観アルな。 このラジオの音を聞きたい人はココをクリックするヨロシ 結構、感度は良く、特に周波数が高い方の感度が良いのこと。上の「You tube」はNHKの受信風景アル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月08日 18時40分19秒
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