珍国際の書斎

　珍さん、駅のホームから地下に降りるエスカレーターに乗って一番したまで着いた時、大声を上げながら体を大きく揺すって歩いてくるオッサンを見たアル。

　そのイデタチたるや、一瞬で「こいつ、イカレテル！」と分かるのこと。

　オッサンは耳にヘッドホンを差し込み、音楽を聴きながら、曲に合わせて歌ったり踊ったりしているらしいアルが、何を歌っているのか全く意味不明アル。当然の事ながら、周囲の人達は「何事か？」と振り返り、吹き出している人も沢山居たのこと。

　珍さん、会社に行く時間だったアルが、「仕事が何だ！これを逃したら全国２００万人の珍国際ファンに申しわけが出来ない!」と、オッサンを追いかけて、今降りてきたばかりのエスカレーターで昇ったのこと。

　オッサンはエスカレーターに乗っている間も大きく体を動かして踊っていたアル。ホームに出ると大声で歌いながら１回転したりして踊っていたアル。

　珍さん、オッサンの向かいに座って写真を撮ろうかと思ったアルが、仕事はともかく、相棒との昼食会の時間に遅れてしまうアルから、やむを得ずこの写真で我慢したアル。

　写真を撮り終わり、会社に行ったら相棒の姿が見えないのこと。電話をしたら、「今日は休む」との返事アル。ア、ア、ア、アイヤー、そうと知っていれば、このオッサンを追って面白い写真が撮れるまで何処までもついていったのこと。

　いったい、このあと、電車の中でどんな光景が繰り広げられたことやら・・・