カテゴリ:グルメ
昨夜は、何故かまたもや「激ウマ寿司」に行くことになったアル。
店に着くと、手伝いのネーチャンの姿が無く(多分、あまりの馬鹿ネーチャン加減に、直ぐクビにしたらしい)板さんが一人で天手古舞い(てんてこまい・・・へ~ぇ、こんな漢字なんだぁ!)をしていたのこと。 それもその筈、ジーサンが娘と孫二人を連れて食べに来ていたアルが、孫の内、小学校低学年と覚しき男児が食べるわ食べるわ。それも「トロッ、トロッ、イクラッ、ウニッ、エビッ!」と高い物ばかり食べているのこと。 ジーサンを見ていると、割り箸を割る事も無く、醤油の皿には醤油が入っていないのこと。ビールのグラスも空ッポアル。 娘や孫娘も男児に負けじと「トロッ、トロッ、イクラッ、ウニッ、エビッ!」 板さんが食べ終わった男児に「次は?」と尋ねると、またもや「トロッ、トロッ、イクラッ、ウニッ、エビッ!」 その内に大盛りのイクラが乗せられ、こぼれ落ちる程の軍艦巻きまで登場。さらにヒラメの昆布締め巻きだの、珍さんすら、63年の人生で一度も食べるどころか、見た事も無い高級寿司が出て来たアル。 他に4人の客が居たアルが、みんな我慢して何も注文しなかったアル。 しかし珍さん、燃料切れをしているアルから、自分で赤霧島を取りだし、手酌で飲み始めたのこと。 珍さん、これさえ有れば、何時間でも食べずに済ませるアル。 それから30分くらい経って、やっと男児の食欲は治まったアル。 板さんの話では二人前は食べたらしいアルが、珍さんの見たところでは三人前は平らげていたのこと。 まるで台風のように食べまくって帰って行ったアルが、ついにジーサンは何も口にしなかったアル。可哀想に、スポンサーはツライね。 彼らが帰った後は、珍さん達の番アル。 まずは卵焼きが出て来たアル。 全く生臭さが無い絶品のアンキモ。 昨夜はさらにフグの皮の湯引きが混ぜられており、牛飼った~、ア、ア、ア、アイヤー、美味(うま)かった~(分かるかなぁ?) 板さんが「はい、にほたて!」と出したら、客の一人が、「???」。 「なに?」、「にほたて」、「なに?」、「にほたて」、「なに?」、「にほたて」、「なに?」、「にほたて」、「何?」、「煮ホタテッ!」 珍さん、前回は遠慮したアルが、どうしても黒板のお品書きに書いてある「鯨のベーコン」を食べたくなって注文したアル。 板さん:赤と白が有るけど 珍さん:え?ワインの話? 板さん:赤ベーコンと白ベーコン 珍さん:白ベーコンって高いんだよね? 板さん:良く知ってるね 珍さん:珍さん、赤くて下品なベーコンが好きなんだけど 板さん:赤ベーコンで行く? 珍さん:でも白ベーコンも美味いし。両方ッ! 出て来たベーコンの美味そうなこと!食べてみると下品な味がする筈の赤ベーコンも、何とも言えない上品な味で、白ベーコンは、さらに上品な味アル。 珍さん:何クジラのベーコンなの? 板さん:ミンク・クジラ 珍さん:いくら? 板さん:イクラじゃないよ、クジラだよ 珍さん:幾ら? 板さん:時価ッ!高いよッ! 珍さん、請求書を見て目クジラを立てたのこと・・・お後が宜しいようで、テケテンテンテンテン 隣で食べて居た絶世の美女が、ベーコンを気にしていたアルから 珍さん:宜しければ、お召し上がり下さい 絶世の美女は、珍さんの額をチラッと見て、「このハゲオヤジなら、ベーコンを食べても、私を食べることは無さそう」と安心したのか「頂きま~す!」 ところで奥に写っているのは夫婦アルが、悉(ことごと)く言い合いが堪えない二人で、結構面白かったのこと。 どうやらオヤジがメチャクチャに頑固で奥さんは辟易(へきえき)しているらしいのこと。 奥さん:ウチのダンナは昭和生まれの明治育ち、平成生まれの男と再婚したい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月26日 09時59分32秒
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