珍国際の書斎

　珍さんの会社に、本人は否定するが、絶対に０．１２トンを越えているオッサンが居るのこと。

　彼は昨日定年を迎えたアルが、不思議なのは、これまでに１度も彼が昼飯を食べるのを見た事が無かったアル。昼飯を食べないのに、何故０．１２トンを維持出来ているのかも七不思議の一つだったアル。

　ところが、昨日何故か彼が、「昼飯を一緒に食いたい」と言ったアル。珍しい事が有るものだと思ったアルが、いつもの超豪華・中華料理・永楽に行ったアル。

　すると、昼飯を食った事が無いと思っていたアルに、超豪華・中華料理・永楽の会長令嬢が、食べている彼の肩を揉んだのこと。

　ア、ア、ア、アイヤー、どうやら彼は超豪華・中華料理・永楽の常連だったらしいアル。我々と時間差を置いて食べに行っていたに違いないアル。

　初めて彼が昼飯を食べるのを観察していたところ、何と彼はいきなりラーメンのスープをレンゲで吸い始めたのこと。中々麺を食べようとせず、「これが好きなんだ！」とスープを飲み続けていたアル。

　しかも麺を食べ始めても、その食べ方の遅いのなんの。取材に出る事が無い内勤職場で４０年間過ごしてきたアルから、ゆっくりと昼飯を食べる習慣になっているらしいアル。

　珍さん達は、いつ事件が起きて出動しなければならないか分からないアルから、「昼飯の時間は１５分！」と教育されているアルから、非常に早喰いアル。

　１５分というのは会社を出てから会社に戻るまでの時間アル。遠くの店で美味い物をノンビリ食べる時間は無いアル。

　上の写真で分かるように、珍さんはとっくに食べ終わっているアルが、彼の麺は殆ど減っていないアル。

　


　食べ終わった跡を見たら、殆どスープを飲んでしまっているアル。珍さんなんぞ、一口も飲んでいないアル。

　どうやら、彼が０．１２トンを維持しているのは、ゆっくりと食事し、スープを飲み干すところに原因が有るのこと。