≪アリの体内に"歩数計" ≫
アリの体内に"歩数計" 巣穴までの距離を正確に把握 アリは、歩数を数えることで、移動距離を正確に把握している可能性の高いことをドイツのウルム大などの研究チームが突き止めた。 体内に"歩数計"を持っていることを示す成果で、30日付の米科学誌サイエンスに発表する。 アリは、巣に戻る方向を光で探る。しかし、巣までの距離をどう把握しているのかは謎だった。 研究チームは、距離測定は歩数で行うとの仮説を立て、アフリカのサハラ砂漠に生息するアリの脚の長さを変えて、実験した。 巣穴から10メートル離れた場所でエサを与えたアリを、〈1〉ブタの毛を竹馬のように履かせて、脚を長くする〈2〉一部を切断して脚を短くする〈3〉何もしない--の3群に分け、無事にゴールの巣穴に戻れるか調べた。 (読売新聞)生物の世界にはまだまだ未知の脅威があります。本当に神秘ですね。人間がいかに知ったかぶりや、傲慢な解かったつもりをしても、まだまだ自然の中の不思議の足元にも及ばない、と言うことでしょうね。謙虚に自然に寄り添いながら、学びながら生きるのが、素敵だと思います。