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最近、チャンネル銀河の篤姫の再放送を見て、強く感じるのは原子力も今のような巨大な電気網も150年前にはなかったのです。何もなかった江戸時代と今を比べて、人々の幸せ度は急上昇したのでしょうか?
たぶんそうではないと思います。 新聞や雑誌で有識者が電気がないと日本の経済はダメになり、平和や幸福が脅かされると言っていますが、長い送電線で電気が無駄に消費されている現実、節電で分かった無駄な電気が使われている今の社会を冷静に見ると原子力発電は廃止も出来るし、その分をカバーできると容易に理解出来ます。 発電・送電事業をインフラだからと言って、明治時代からの産業政策として続けてきた結果の無駄の上塗りが今になって露呈したと言う事です。 経済活性化というのは無駄なものをいかにふくらますのか、使わないものをいかに使わせるかということの技術論のようになっている今の状況はいかがなものかなと思います。 他の産業でも同じです。例えば私の良く知っている製薬業界でも薬の消費率をきちんと調べたらきっと半分以下かもしれません。服用されていない薬が実は多い事を知らないといけません。 老人の処方されている薬の種類は10種類を越える人も珍しくありません。あれを毎日食後に飲めと言うのはあまりにもナンセンスだし、ほんと処方されている薬をきっちり飲んだら逆に早死にすると思います(笑)。 私の叔母なんて、毎日の薬だけでお腹が膨れてしまうと上記にもれず、薬を止めてしまいました。しかし、ドクターにはきちんと話を聞いてもらい、検査してもらいたいから、飲んでいるふりをしています。 日本は今、前時代的な大量生産、大量消費の時代から、適量生産、適量消費、高付加価値への変化が求められていると思います。 薬の処方についても処方自体に保険点数をつけないようにすれば処方しなくて良いものはださなくなります。 我々はTVとかで学歴だけは高いが、利益団体にお金をつかませられているちょうちん学者の言う事を聞くのではなく、普通に考えたら出来る事を理解し、きちんとやることだと思います。 そういう意味でドイツの決断には敬意を表します。 日本も見習うべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月10日 11時23分04秒
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