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昨日、T医師会でヘルシーパスの田村社長が医療機関におけるサプリメントの扱い方について講演をされたので、聴講してまいりました。
講演に先立って、今回の医師会勉強会のサポートを行っているN社のMRが自社の薬剤のPRプレゼンを行っていました。 発売20年以上経過している製品とその疾患について解説をしていました。その後の田村社長のプレゼンと比較して、そのスキルと内容の差のひどさに突っ込みどころ満載のMRプレゼンでした。 聴いていて感じたのは「先生方はもうこの薬ご存じでしょ。だから処方よろしくね」と言う内容でしたが、まったく工夫もなく、興味の湧く部分がありませんでした。 せっかく先生方が集まっている場なのですから、先生方のお役に立つ情報を集めてきました!という姿勢ぐらいは欲しかったですね。会社から与えられたスライドを淡々と説明することを仕事と定義していることがありありと分かります。 製薬企業の姿勢として会社の出す資材以外は勝手に説明するなという指示がありますが、それは翻訳すると「会社にリスクのない情報だけを与えるからそれを使って売れ」ということで、顧客のニーズはまったく考えていないということになります。 せめて自分のエリアであれば前もって先生方のところに訪問し、興味を持たれている項目をチェックし、それを基にプレゼンを組み立てればよかったのではないかと感じました。 逆に田村社長の講演は素晴らしいものでした。特に面白かったのは新型栄養失調の話で、コンビニ食や社食の栄養価の低さを明確に解説して頂きました。何よりも面白かったのはMRプレゼンの時には無反応だった先生方がうなずきながらメモを取っている点です。 やはり、役立つ面白い情報に関してはドクターも興味を持つし、乗ってきます。講演後の質問も活発に行われたのはその証です。 こうやって様々な方のプレゼンを見る事は、ほんと勉強になりますね。 N社のMRにも心から感謝します。このブログのネタを提供して頂きまして♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月13日 06時00分06秒
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