宮城県のおへそから

今日お墓参りに行ってきました。
明日も引き続き行ってきます。

うちの義父と義母はお墓参りをする時、自分の家だけではなく、私の祖父母のお墓にも必ず行きます。
独身時代実家に居た時よりも、今の方が、お墓参りが多くなった気がします。
実家にいた時は、両親と一緒に行く時も有ったけれど、行かない時もあったので。
そんな義父と義母のような人はなかなか居ないと思います。
ありがたい事です。
自分に息子が出来て、お嫁さんが来て、お墓が近くに有ったら、この事を見習いたいと思います。

お墓参りをすると、必ず、石に刻まれている名前・亡くなった年・年齢を見てしまいます。
亡くなった人とその妻(または夫)が何歳違いとか、その親と子供の年齢も計算する癖が有るんです。
時代背景や生活を想像する事もあります。

今日は昭和12年に支那事変で戦死した人を見つけました。行年36歳。
その妻は96歳で亡くなっています。計算したら、夫が亡くなった年で当時32歳位でした。
亡くなる迄再婚しなかったんですね。65年経って、やっと夫に会えたのでしょうね。
またそのご家庭は昭和8年に1歳の子を亡くしています。数え年で1歳なので実質生まれてすぐに亡くなったんだと思います。
辛い経験だったと思います。

最近終戦間近なのと、広島・長崎の原爆が落とされた日があったのとで、戦争に関する番組やドキュメントが多いです。
昔の私は、あまり観ないようにしていましたが、最近は積極的に観るようになりました。
実家の祖父母が生きていた時、聞いていたお話もありましたが、実際に日本人がした事、された事、その時代の事を考えると戦争は絶対に起こってはいけない事です。

このまま憲法9条は守られるのでしょうか？
憲法改正が有ったとして、戦争で日本が攻めたり、攻められたりする事は今後無いという保証が有るのでしょうか？
日本だけではなく、全世界戦争が無くなれば良いのに…。
キレイ事だと分かっていても、そう思わずにはいられません。