Mrs　Linda　のアメリカ.リトル東京便り

日本では聞き慣れない言葉ですが、これは開発業者が敷地を全部塀で囲っていくつかのゲートを
作り住民はそのゲートから出入りして、外部の人をシャットアウトするという住宅地の事です。

フーン・・・それって差別じゃないの？　でも法律に違反してる訳でないく、今では高級住宅地
ではこれが当たり前なんです。ゲートに門番がいるのと、カードで開けるのと２種類
あります。門番のいる所だと訪問者はゲートに登録する必要あり。カードで開けるのだと
訪問者は住人から番号を貰って入ります。シアトルに行った時に「ビルゲーツの家が見たいの」と
言ったら「ゲイテッド・コミュ二ティーだからダメだよ。彼の家は海からでないと見られないよ」
と何とまあスケールの大きな話。さすがアメリカですねえ。アメリカには別に「金持ちの国」
があるようで、一体全体どんなお方がお住まいなのか見当もつかない程。


今回の祥平さんの家探しですが、ドジャーススタジアムの近くの一番の高級住宅地にはまだこの
ゲイテッドコミュニティーがなかったようです。知り合いの人の息子さんがお住まいだそうで、いかに
高級だか何時も聞いていたので知っていたのです。値段を聞いただけで普通の人にはとても無理無理。
でも。大谷さんには安いくらいですよー。ビバリーヒルズでもゲイテッドコミュニティーができる前の
の開発ですから、誰でも玄関まで行けちゃうんです。有名人だと住居を特定されるのは危険だし、
スポーツ選手のようにスケジュールが公表されると空き巣の被害もあるだろうし絶対にゲイテッド
ですよ。フレンチブルドックを２匹散歩させていたら強奪されちゃった事件があり、それが有名人の
犬だったので大騒ぎ。強奪した人は知らなかったようで騒ぎが大きくなって犬を捨てて逃げてしまいました。お金持ちは自分で歩かせるような事はせず、ドッグウオーカーを雇ってますよ。

まして祥平さんのデコピン君は有名人ですから、普通の道路を歩かせるのは考えものです。
日本のメディアが押しかけてくっちゃくちゃになり、さすがの祥平さんも怒って家を売り出して
しまったととか。日本のメディアの皆様も日本式に傍若無人な報道は止めて節度ある品位ある報道を
して欲しいものです。私も日本人として恥ずかしいです。

大分ご無沙汰しておりましが、気を紛らわすために始めたtoutubeも面白くなくなり、やはりブロブ
が一番落ち着くと感じています。５８年も一緒だったパンスキーが突然心不全となりあっと言う間に
逝って’しまいました。私がもっと早く気がつけば良かったのにと後悔する’ばかりです。健康診断では
何時も心臓は良いと言われていたのに・・・８７才でしたから日本の男性の平均はクリアーしました。
今はアメリカ人のシニアホームで英語で苦労しています。でも自分でも不思議なのですが、こんな
所は嫌いでなくアメリカ人はフレンドリーで親切にしてくれるし従業員は上層部は白人ですが、あとは
フィリピンですが、日本人には親しみやすいのです。メキシコ人はラテンでちょっと違います。
日本では移民を入れるには消極的ですがフィリピン人なら上手くいくのではと思います。