カテゴリ:よしなしごと
劇団時代の友人たちとの待ち合わせは8時。
うーむ。しかし、5時って中途半端な時間で、だいぶ暗くなってますし、 総合研究博物館も、上野の美術館なども閉まってしまってますし、 環境系の後輩も、合宿でこの近辺にはいないし、 昼過ぎに本屋さんは行ったし、これ以上荷物増やしたくないし、 思い余って、盟友T尾君に電話。 ----- T尾先生は、学生時代から、この近所にお住まいで、 社会人生活の後、先日まで、改めて「学生」されてましたから。 「というわけで、君に電話してみたわけやけど、どこかオススメはある?」 「じゃぁ、根律神社なんてどうやろ?」 「…うーん。多分、行ったことないわ。どこ?」 「農学部の裏あたりになるんやけど…。」 「ちょっと電話でナビをお願いして良いかな?」 「ええよ。で、そこに鳥居を寄進してるから、見といて。」 へ? 「何回か、合格祈願で、お参りしてたから、合格のお礼に寄進したんや。」 「寄進、て。」 「父親と一緒に行ったんやけど、結構、本格的に御祓いとかやってもらって、良かったで。」 T尾先生…。 「えっと、分かった。見つけて、写真撮るわ。」 「正門入って左手の、稲荷神社の所な。」 ===== 私は、学生時代、本郷三丁目を利用していましたから、 意外と、根津の商店街ってあまり馴染みがないのです。 それにしても、味のある商店街。 なんだ。学生時代、ここでおうち探せば良かったな…。 うーん。いや、あの雑司が谷の家も良かったですけど。 ----- さてさて、根律神社にやって参りました。 えっと、日が暮れきっておるのですが…。 正門入って左手の、稲荷神社、ここですね。 真っ暗な中に、ズラリと浮かび上がる真っ赤な鳥居。 …怖ぇぇぇ。 正門とかには、スポットの照明があるのですが、ここにはそれもなし。 いや、いかん、いかんですよ。これは、違う写真が撮れてしまいます。 T尾先生には、後で謝ることにして退散。 それにしても、この神社、何故「卍」の紋が使われておるのかしら? また今度、明るい時間に、じっくり見に来てみるとしましょう。 ===== 何しようかなぁ、とりあえず上野に出ようか、と思案していると、参道に銭湯が。「山の湯」さんです。 雨で身体も少々冷えてますし、ちょいと一風呂ってのも粋だねと、立ち寄ることに。 クラシックスタイルな銭湯で、どんと構えた富士の絵に、三分割になった湯船。 今日の香湯はジャスミンで、温度は42度前後。 湯船でのんびり時間を過ごし、風呂上りで火照った身体を、 床机に座って、団扇で冷ませば、いやはや、極楽、極楽。 実家にいるってぇと、家の風呂に入っちまうから、 こういう贅沢が出来ねぇのが、残念至極だぁな。 ----- 東京にいた時分は、どうにもユニットバスってのが馴染めなくて、 気が向けば銭湯に行っていたものです。近所にありましたしね。 それでも、現在、東京の銭湯の数は減少傾向で、寂しい限り。 最新版の銭湯マップを買って帰りました。(Web版は2002年度版をもとにしています。) これが、「貴重な資料」になってしまうのだとしたら、残念なことです。 ===== 劇団時代の友人達も、それぞれの道を、それぞれなりに歩んでいます。 でも、詳しくは知らない。良いんです。みんながそれぞれ幸せなら。 というわけで、今回は、後輩カップルに子供が出来たことがネタ、のつもりだったのですが、 別な後輩同士のカップルの2人から、結婚予定の発表があってびっくり。 さらには、先輩カップルのところも出産予定らしい、とのお話もあったり。 想定外におめでた話が続いて、いやはや、素晴らしい夜になりました。 皆さん、お幸せに♪ ----- 健全な時間に解散後、目黒に河岸を変えて、 朝まで男4人で語りあっていたりしたわけですが…。 それはまた、別の話。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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