カテゴリ:よしなしごと
それは、20年前の1月17日、僕はちょうど受験生で、
センター試験の自己採点が終わった翌日の早朝に起こった。 電車が不通で学校が休みになったと聞かされて、 皆で観た寮生共同のテレビに映し出されたのは、 知っているはずの街の一変した姿。 高校生が携帯なんてもたない時代、 関西出身の寮生は、家族の安否を確かめるべく、 2台しかない寮の公衆電話に列をなしていた…。 上手く文章には出来ないけれど、 思い出せばきりがなく、また、いろいろ思うことはある。 当時、受験生を言い訳に、やらなかったこと、出来なかったこと。 切ない、やるせない、言葉に出来ない思いが去来する。 あれから20年、今、観光客や震災を知らない若い世代が神戸の街並みを歩いても、 震災の傷跡を見つけることは難しいだろう。 この月日の間にも、東日本大震災をはじめ、日本の各地で様々な災害があった。 あわせて、心から哀悼の意を表すとともに、 復旧・復興に尽力されているたくさんの方々に敬意を表したい。 痛ましい記憶は消えないかも知れないけれど、 願わくば、それぞれの地で、将来を見据えた復興が行われんことを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 17, 2015 08:02:38 AM
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