木守り
祖父が趣味でやっていた日曜菜園は、何年も前に祖父が手入れに行かなくなって以来、雑草だらけになってしまっているのですが、立派な「モチノキ」と「柿の木」が残っています。そう、今は柿の季節。朝6時から、父母と柿狩りに行ってきました。-----美しい朝焼けに照り映える、たくさんの柿。 雑草を踏み分け、高枝切バサミと園芸用ハサミを駆使して、50個近く?もっとかな?いくつかは鳥に食べられてしまっていましたが、いやぁ、収穫、収穫。近くで、野生のアケビも探したのですが、今回は見つかりませんでした。残念。-----帰って、ご近所さんにお裾分け。もちろん、うちでも頂いているのですが、この甘くて美味しいこと!本当、贅沢だなぁと思います。=====題名にした「木守り」は、大辞林から引用すると、「翌年の実りを願って、木に一つ二つ取り残しておく、カキ・ミカンなどの果実」のこと。私は母から「鳥のため」でもある、と教えられた覚えがあります。1,2個残しても、という気もしますが、おまじないみたいなものですね。全部採らない、という所が、奥ゆかしくて風情がある気がします。秋の実りに、自然の恵みに、感謝。