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カテゴリ:多系統萎縮症
新聞の健康コラムに掲載された記事ですが、参考にしたい内容だったのでまとめてファイル保存しておいたのですが、忘れ去られていて、偶然目にすることあってアップしたい思います。
大脳 「片側不全麻痺」片側の感覚異常 「失語症」言いたいことが話せない 「記憶・学習障害」ものが覚えられない、判断に時間がかかる 「情動障害」気分が不安定 「性機能障害」性欲減退・感覚低下・勃起困難 小脳・脳幹 「複視」ものが二重に見える 「運動障害」うまく歩けない 「平衡障害」ふらつき・目まい 「構音障害」しゃべりが不明瞭 延髄 「嚥下障害」ものが飲み込み難い 「循環器障害」低血圧・貧血 脊髄 「脱力」上肢の脱力・片下肢の脱力 「運動障害」手・足がつっぱる 「感覚異常」全身の部位で違和感(チクチク・ピリピリ)」 「排尿障害」頻尿・残尿・尿失禁 「腸障害」重度の便秘 寒さに血行不良を起こすのは「延髄」のようだ。心肺機能の司るのは延髄と聞く。大脳、小脳を失っても生きられると聞いた。でも延髄は生命の源で、失ったら確実に死に至る。延髄の侵食が淡いことを願う。 【参考】 これまで,オリーブ橋小脳萎縮症,線条体黒質変性症,シャイドレーガー症候群として分類されてきた疾患が,病理学的には,特徴的なオリゴデンドロサイト内嗜銀性封入体が観察されることから,同一の疾患であって,病変分布の濃淡(オリーブ,橋,小脳,線条体,黒質,自律神経系の変性がさまざまな分布で認められ)によって臨床像が異なってくるととらえられるようになり,これらの疾患を多系統萎縮症と総称するようになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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