多系統萎縮症(MSA)の3つの型の特徴は、小脳性運動失調症,パーキンソン病症状,自律神経症状と言われています。パーキンソン病症状は、代表的なものとして以下の4つがあります。
【振戦】は「ふるえ」のことです。最初は片方の上肢に発症することが多く、その後、発症した同じ側の下肢、反対側の上肢、下肢と進むことが多い、とされています。
【筋固縮】とは、筋肉が固くなり、リラックスできないという症状です。
【無動、寡動】とは、動作が緩慢になり俊敏な動きができなくなり、何をするにものろのろと時間がかかるような症状を言います。
【姿勢反射障害】とは、体が傾いたときに元どおりバランスをとることができなくなる症状です。
解説を冒頭に載せてしまいましたが、私の疾患した「線条体黒質変性症」は、【振戦】「ふるえ」がでにくいのが大きい特徴のようです。こわばった時の指先の小さいふるえはありますが、動作に影響のある手・足のふるえはでていません。詳しいことは分かりませんが、日常生活を送る上で、食事、移動、余暇(パソコンやDVD動作)をなんとかひとりでこなすことができているので助かります。他の3つの症状は大分進行して、スプーンですくう、バランス維持、指先が利かない、等で、今できることが、できなくなるのが心配です。
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