今回の入院では、ケア・マネの属するM総合病院で“嚥下症状の検査・改善”を主に、血液・脳MRI・咽頭部内視・心電図・咽頭胸部エコー検査などを受けた。同時に理学療法・作業療法のリハビリを受け、毎日を忙しく過ごした。
検査結果だが、MRI画像から小脳萎縮はあまり進んでおらず一安心したが、大脳萎縮は進んでいて脳全体の萎縮を見ていくタイプだそうだ。確かに「多系統萎縮症」は、8割はOPCAで残りの2割は脳萎縮症候群で、パーキンソン病や他の病名から移行する場合が多いはずである。
この入院を期に「ドーパミン剤(L-ドーパ)」、「テルネリン」の投与を止めた。震えの症状がまったく出ずにいるので、L-ドーパを入院前から減らし入院中に完全に止めた。こわばり症状に「ダンドリウム」を服用しているが、テルネリンは筋肉を軟らかくするのでダンドリウムだけで抑えられるか診ている。
夕方、気温が下がると、こわばりが増し冷え・動きが悪くなるが、季節が暖かくなってきたので耐えることができる。薬が減ったことは嚥下症状にも喜ばしいことで、飲み込む力はあるが水を飲むことが今一なので楽になった。日常生活を戻すのに時間がかかった感があり、パソコンの故障が今回一番痛かった。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る