「坂の上の雲」と祖父
ついにNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」が始まったね。旦那のおふるの小さい活字の昔の文庫本全8巻を何度も挫折しかけながら6年かかって読んだと、いうだけで思い入れが強い私。だいたい原作読んでから、ドラマを見るとがっかりすると、いうのが私の場合のパターンなんだけどこのスペシャルドラマは渡辺謙のナレーションが始まったとたん、こみ上げるものがあったよ。キャストも衣装も情景も私のイメージを裏切らない物だったしお金かけてるし、演出にも品格を感じる。ただもうちょっと子供時代のエピソードも見たかったけどたぶん大部分が日露戦争の時代にさかれることになるんだろうな。実は、私の母方の祖父は、鹿児島県出身の明治生まれで母が生まれた昭和7年時には釜山に警察官として赴任していた。母は13人兄弟の末っ子なので、この頃の祖父は50~60代の年齢だったという事だ。と、いうことは、もしや?「お祖父ちゃんって日露戦争に行ったの?」と母に訊いてみると「うん。満州で騎兵だったのよ。」だって!なんと! 祖父は、秋山好古と、同じ戦場で戦っていたのか??そう思うとなおいっそう思いいれが強くなる。~~~~~~~~~この前、金沢のデパートMの地下の(めっちゃ感じ悪い中年眼鏡オッサン店員のいる)本屋で ↓ これ買った。(めっちゃ感じ悪い中年眼鏡オッサン店員がいたので)本当は、「もういらない!」と言おうと思ったんだけど最後の一冊だったので仕方なく買ったのだ。残り一冊になるほど売れていた、ようだ。「坂の上の雲」の登場人物を一人ずつわかりやすく解説してある。読みやすく面白い。~~~~~~~~~~なんで大河ドラマにしなかったんだろう?と、疑問だったんだけどきのうのドラマを見て50週近くの本数が、まずありきで、内容を水増しする形にしたくなかったんだろうな、と想像した。とにかくこれからも楽しみ。