カテゴリ:読書
『あの日にドライブ 』 牧村伸郎(43歳)は、タクシードライバー。 伸郎が、『自分の職業はタクシードライバーです。』っと、言いたかろうが、言いたく無かろうが、伸 郎はタクシードライバーである。それが、事実である。 タクシードライバーって、いろんな履歴の持ち主が居るようだね。
人生なんて、すべて偶然の積み重ねじゃ~っ! という訳だ。 『隊長さん』と呼ばれるベテラン老ドライバーを付けているうちに、『隊長さん』の営業成績は『偶然』ではないことに気付く、伸郎。 制限速度30Kmの道路を、ちゃんと30Kmで走り、他のドライバーが向かう幹線道路へは向かわない。 ある意味では、本題から外れた、上記のような側面が面白かったこの作品。
私の大学時代の同級生の多くも銀行員になっていったが、 あいつらどうしてんだろう。 地銀の20代の行員さんに、ぺこぺこしながら融資をお願いしている、地方都市の小規模企業の社長さんよりは、ずっと人生をエンジョイしてるのかな? いやいや、負けませんよ、私も。 まだまだ、これからじゃ。 伸郎も、小説の最後ではそんな気持ちになったようだ。
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Last updated
2010.01.31 21:00:23
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