翻訳会社社長の日々是好日

30日目

本日は、6/17。

一人居残りで給食を食べると、こんな気持ちかしらん。。。

【第一段落】
東アジアの端っこに緩く弧を描いて連なる沖縄や奄美の島々、そして日本の本土。その歴史と文化を眺めわたし、ひと繋がりの空間としてとらえたのがヤポネシアだ。

【第二段落】
作家島尾敏雄がつくった言葉である。立松氏曰く、ヤポネシアは大陸からの横糸と黒潮による縦糸が織りなす布。そんな共同体のはずなのに、米軍基地の負担は沖縄にずしりと重い。

【第三段落】
説明を尽くし、周到に戦略を練るのが指導者にほかなるまい。ところが鳩山首相は島々の心を逆なでするばかりだ。

【第四段落】
それでも、ここは南の島に目を向けるよい機会なのかもしれない。沖縄だけでなく、奄美群島も戦後、米軍統治を体験した。一枚の布を織りなしている複雑な事情。現代の縦糸横糸に思いを致してもいい。




【春秋100字要約】

沖縄や奄美の島々と日本の本土を共同体と捉えた作家がいたが、米軍基地の負担は沖縄ばかりに重い。普天間問題では、鳩山首相の言動は島々の心を逆なでするばかりだが、南の島に目を向けるよい機会なのかもしれない。

（100文字）

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