テーマ:読書(8612)
カテゴリ:読書
推理小説チャレンジ100冊!!! 2冊目、読了。
【あらすじ】
被害者は、高校時代の同級生である、3人の女性。 殺しの手口はいずれも同じで、同一犯人と考えられる。 京都で殺された 田名鳥 悦子と、主人公の日美子は、「歴史ツアー」の列車で隣の席になり、懇意になる。 田名鳥 悦子は、このツアーの二日目に密室的状況で殺害される。 もう一人の被害者、女流新人作家・円谷れい子は、鎌倉のマンションで殺害されるのだが、 彼女が残したダイイング・メッセージを手がかりに、名コンビ、日美子と夫の二階堂警部が、事件の謎解きを行う。 【ダイイング・メッセージ】 枕草子の有名な箇所、 『秋は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。 日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。』 の赤文字の部分が、ダイイング・メッセージ。 しかも、各行4文字で、以下のように記されている。 日入りは てて風の 音虫の音 などはた いふべき にあらず このダイイング・メッセージの中に、犯人の名前が隠されているのである。 【主な登場人物】 ・日美子:タロット占いで事件を解決する主人公。 ・二階堂警部:日美子の夫 ・田名鳥 悦子:歴史ツアー参加中に殺害される。 ・円谷れい子:鎌倉のマンションで殺害される。女流新人作家。 ・芦垣トモミ:金沢の路上で殺害される。 ・田名鳥 浩:田名鳥 悦子の夫 主人公夫婦と被害者女性3人。 そして、男性が一人。 あはは、犯人は明白です。 日入りは てて風の 音虫の音 などはた いふべき にあらず
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Last updated
2011.02.25 17:41:00
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