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テーマ:沖縄の暮らしあれこれ(551)
カテゴリ:夫カキコミ
今回の沖縄出張の最終日。 少し時間を作って、行ってきたのは 「沖縄県平和祈念公園」 「ひめゆりの塔」 学生時代から沖縄には何度も来ていますが、今回は沖縄の「歴史」を知るいい機会となったのです。 広大な敷地に平和公園はあり、写真の建物は平和祈念資料館です。 沖縄の戦争の歴史といえば、第二次世界大戦の末期、米軍との沖縄戦です。勝算の無い戦に一生懸命、最期まで戦って苦しんだ、兵士、女、子供の映像、写真、資料、また今も生の体験を伝えて下さる体験者の声がこの資料館にはあります。 時間がすぎる度に戦争の悲惨さは忘れてしまいがちですが、このような資料館に訪れる事をきっかけに、戦争の怖さ、愚かさを改めて思い知るのは大事だと感じたのでした。 《沖縄戦で亡くなった方達の名前が記されています》 この平和公園のある場所は沖縄県の南部であり、兵士、民間人が最期に追詰められ、敗戦宣告した場所なのです。日本兵は少しでも本州への米軍の侵略を遅らせる為にこの南部で時間稼ぎの為、抵抗したそうです。 沖縄県内にはまだまだ不発弾が残っているそうで、全部一掃するにはあと50年はかかるそうです。この沖縄戦には当時の一人あたり50発の爆弾が使われたそうです。 《ひめゆりの塔》 ひめゆり女学生は戦争の為、病院や、兵士施設等へ、働きに行ったのです。 だんだん戦況が悪くなり、最期は「解散命令」が出され、行き場を失い、自決する人もいたとの事です。 《奥深く掘られており、病院、防空壕として使われていた場所》 沖縄につらい歴史のある事を深く知らず(知ろうともせず)に遊びに来てた過去に少し反省し、今回、来て良かったと思ったのでした。
今年は鹿児島県知覧の「特攻隊」、映画の「男たちの大和」、そして今回の「沖縄平和祈念公園」と何かといい人生勉強させてもらってるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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