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カテゴリ:楽天生活
岐阜県の大垣共立銀行のシンクタンク共立総合研究所が今年も出しましたね。ドラゴンズ優勝の経済波及効果を。その額は、
200億円 さまざまな前提条件に基づき試算した結果ですが、少なくとも地域は東海3県に限っているようです。 この数字を出されてもピンと来ませんが、タイガース優勝の経済波及効果を試算した例を昨年とか、3年前に求めると、700億から1000億と言います。こちらは関西圏に限った試算と聞きますが、この数字の違い、ちと寂しいですね。 もちろん、商圏の規模の違い、ファン人口の違いがあるのでしょうが、ちょっと控えめすぎるのでは。 経済波及効果というと、公共事業の計画段階で新聞紙上でもよく目にすることがあります。これらは多くの場合オーバーエスティメイトで、公共事業の評価尺度であるB/C、つまり、費用対効果の効果の部分で計画値が実績値に遠く及ばないため、しばしば批判の対象となります。 そういう大事な数値ではありますが、こと、プロ野球優勝チームの経済波及効果は、イベントを盛り上げる打ち上げ花火みたいなものです。また、実態面でも、これに相当する額が預金などを取り崩して消費されるのではなく、他へ向けられたはずの出費を控えて消費されるのが主でしょうから、ブラフでも誰も困らないような気がします。 ということで、全く根拠レスな数字を独断で持ってきます。 改めまして、 ドラゴンズ優勝の経済効果 500億円 これも控えめでしょうか。 共立総合研究所 http://www.okb-kri.jp/main.html 中日ドラゴンズ優勝による東海地域への経済波及効果(8月3日、共立総合研究所) http://kix-ave.co.jp/press/20060803.pdf お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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