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カテゴリ:世に棲む日日
ビジネスの話です。
最近、ファシリテーションに注目しています。 ファシリテーションという言葉を知ったのは去年の夏だったと思います。日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)主催のPMシンポジウム2006でファシリテーションに関する講演を受講し、以来、いろいろと学ぶようになりました。 ファシリテーションとは、「促進する」とか「助長する」の意味のfacilitateの名詞形で、その機能を担う人を意味するファシリテータとは、直訳的には「進行促進役」となりますが、さらに深い意味合いが込められています。 例えば、最近のプロジェクトマネジメントの本には、プロジェクトチームを機能させる上で3つの能力が必要と書かれています。 リーダーシップ、プロジェクトマネジメント能力、そして、ファシリテーション能力です。プロジェクトにおいて、これらを担う人をプロジェクト・リーダ、プロジェクト・マネジャー、プロジェクト・ファシリテータと言います。これらの担い手はプロジェクトの規模によって、一人の人が演じる場合もありますが、複数の場合もあります。 ただ、ファシリテーション能力については、今まではあまり注目されてこなかった経緯があります。 それが最近注目されるようになってきた。何がきっかけだったのかは知りませんが、書籍などでの登場回数は明らかに増加しているように思います。 実際問題として、プロジェクトマネジャーの仕事の6割を占めるとされているのがチームメンバー、あるいはステークホルダーとのコミュニケーションですが、それほど多くの時間が投入されているにも拘わらず、コミュニケーションを有効に機能させるためのツールというのはPMBOKなどを読んでも書いてはありません。その間隙を突いたのがファシリテーションだったのではないでしょうか。 近々、ファシリテーション関係のセミナーに参加する予定です。プロジェクトマネジメントの実践に役立つものが1つでも2つでも得られればと思っています。 【最近読んだファシリテーションの本】 ファシリテーション革命 参加型の場づくりの技法 ファシリテーション入門 【積ん読状態のファシリテーションの本】 問題解決ファシリテーター クリックするだけで募金できます。難病と闘う子供たちにも支援の手をさしのべることができます。 我々には負担は掛かりません。まずはサイトをよくご覧下さい。→ 単身赴任生活チャレンジ日記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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