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テーマ:今日のこと★☆(106261)
カテゴリ:世に棲む日日
♪ もずが枯木で鳴いている
おいらは藁を たたいてる 綿びき車は おばあさん コットン水車も 廻ってる ♪ ♪ みんな去年と 同じだよ けれども足んねえ ものがある 兄さの薪割る 音がねえ バッサリ薪割る 音がねえ ♪ ♪ 兄さは満州に いっただよ 鉄砲が涙で 光っただ もずよ寒いと 鳴くがよい 兄さはもっと 寒いだろ ♪ この唄は、サトウハチロー作詞、徳富繁作曲による「もずが枯れ木で」という唄です。 小学校3年の時、担任の男性教諭が音楽の時間、教科書には載ってないこの唄を教えてくれました。 この先生は厳しい先生でした。国語の書き取りと算数の計算の宿題が出され、忘れようものなら、いつも持ち歩いていた節くれ立った堅い木の棒で頭をコツンとやられました。 今日あるのはこの先生に鍛えられたのがベースにあるからだと振り返ることがあります。きっと、好きな先生だったんだと思います。 その先生が、音楽の時間にこの唄を教えてくれました。兄を戦争でなくした辛さを歌った唄です。 この先生から戦争について語られたことがあったのか、今では全く記憶にありません。しかし、この唄を通して、先生の戦争に対する思いが伝わっていたんだと思います。 先日、ニュース番組で今の中高生にインタビューをしていました。8月15日の意味を問うものです。 こういう場合、マスコミは自らの仮説に当てはまる回答をした中高生を中心に放映するので注意が必要ですが、明らかなことは8月15日がどんな日か知らない子供たちがいるという事実です。 教育現場だけのせいとは言えないでしょう。我々大人の責任と言えます。 もちろん、私も戦争は知りません。知りませんが、親や先生から教えられたことを次の世代へ伝えていかないといけない。そんなことを改めて感じた終戦記念日の今日でした。 ★人気ブログランキングへ★10位~15位あたりをうろちょろしてます。 クリックするだけで募金できます。難病と闘う子供たちにも支援の手をさしのべることができます。 我々には負担は掛かりません。まずはサイトをよくご覧下さい。→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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