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カテゴリ:フーテン日記
小学校3年生の時に家に来た愛犬のアイ。
模様替えをした時に写真が出てきました。 僕の兄弟です。 もうこの世を去ってから10年くらいでしょうか?それでも僕の心に今でも生きています。 正直、この日記を書くのは心情的につらいものもあるのだけれど写真出て来てうれしいので、日記に書くコトにしたんだ。 ずいぶん臆病な犬のわりに逃亡癖があり、16年間で10回を超える逃亡の果て、最後の逃亡が余程懲りたのか、以来一度も逃亡するコトなく我が家を受け入れてくれた様子に家族は一安心。 喜ぶのが得意で、怯えるのが得意で、やたらと人の顔色をうかがって、チャンスがあれば食べ物を狙って、よくケンカして、よく遊んで。 外が大好きで、落ち着きがなくて、さつまいも芋が好きで、お風呂が大嫌いで、雷が鳴るとガクガクと震えるアイ。 家の裏にある田んぼで兄と僕とアイとで秘密の特訓。夕暮れ沈む前の秘密の特訓。ブロック塀を兄が飛び越え、僕が飛び越え、アイが飛び越えて。 友達とのキックベースや缶蹴りの時も、たまにはアイをつれたりして。 ただただ、幼い日の僕の毎日に当たり前に側にはアイが居たんだ。 全然、利口じゃないし、血統もなんだか分らない"たぬき"みたいな犬だけど、僕はアイが大好きです。 今はもう居なくて、天国かどっかに、みたいなコトを最後の締めで書こうとしたんだけれど、そうすると、すごく寂しくなるからやっぱり書けませんね。 現実を受け入れて、いないのかも知れないけれど、何となく僕の毎日には今もアイが側にいるんです。 そんな僕の犬です。 (ポチッとな) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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