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一眼レフなど買える筈もなく、内容を暗記せんばかりにカタログを読み耽っていた頃、或る事に気付きました。
昭和40年台になると、カタログスペック上Nikon F,F2を凌駕する一眼レフも珍しくなくなりました。 過日の日記で既述のTTL-AEのような新機能はその代表的な例ですが、それほど華々しいものでなくとも、大小いろいろと見つかったものです。 そもそも同じニコンの下位機種たるNikomat FTnにも、こうした優位点がありました。 一例として、中間シャッター速度の可否があります。 F2では中間シャッター速度がある程度使用可能になりましたが、Nikomat FTnで既に、しかもやや広範囲で使用可能でした。Fでは全く不可能だった事です。 しかしながら、F,F2に共通するスペックで、他の数多の一眼レフのいずれにも全く見出せない点がありました。 ファインダー視野率が100%であるという点です。 この事にどんな意義があるのか、当時理解できませんでしたが、一眼レフが買えないまま既にして十分ニコン党であった私には、何事に依らず100%は完全無欠の証と感じられたものです。 ファインダー関連の1つとして、次回はこの視野率についてお話しようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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