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カテゴリ:メンテナンス施工
K様よりご友人のご紹介頂きました。
納車後約半年経過とのこと。 新車時にディーラー純正ガラスコート施工済み。 洗車もご依頼と、コート皮膜の状態確認、再施工のお見積などをさせて頂きました。 側面は撥水も強く、比較的良好なディーラー純正コート。 ボンネット、トランク、ルーフは全面ガラストップなどの上面は、イオンデポジットなどのスケール汚れ付着が多く、撥水もヘタってます。 これはピュアガラスコートとか言われる純度が高いガラスコートに起こりやすい特有のダメージですね。 試しに部分的にイオンデポジット(スケール、雨染み)を除去する液剤を使ったら、コート皮膜が溶けて無くなってしまいます。 ここ数年以内発売された新しいタイプのコーティング剤は、耐酸性能が上がっており雨染み除去剤を使用することで、コート剤の表面のダメージのみ溶解し、皮膜のリフレッシュが可能なんですが、一昔まえのコート剤は皮膜もろとも除去されるという、メンテナンス性皆無のコート剤が一部の大手さんところでも、まだまだ主流ということなんでしょうか。 逆にディーラーさんの立場からすれば、指定のメンテナンス剤以外の使用の責任は負わないと説明されているので、私ら専門店のメンテナンス方法自体が誤りとの解釈になります。 ただし、ディーラーさんとこの指定のメンテナンス剤ではダメージを埋めて隠してしまうか、強くこすればコーティング被膜もろとも除去されてしまう程の薄膜コート剤しか現時点では存在しない(うちのコート剤も含めて)ことを考えると、 やはり誤魔化しではなく、ダメージの元凶となるイオンデポジット(雨染み)を初期の段回で除去してあげることが、コート剤の劣化を遅らせる事のできる、理にかなったメンテナンス手法としてコーティング業界でも広がっておるんですね。 そのような小難しい話をオーナーとお話しつつ、取り敢えずまだ納車から半年しか経過していないガラスコーティングの良い所は活かしつつ、ダメージが多めの上面の補修コーティングの打ち合わせをさせていただきました。 しばらく様子を見ていただきまして、一年後?数年後?を目処に再施工をオススメさせていただきました。 まぁ、ディーラーのあのコーティング駄目ですよ!うちのはもっと良いですよ!!とかって手前味噌で御託並べて他を貶すのは簡単です。 でもね、うちのボディコーティング剤を含めて、世の中に存在するどれほど高性能なコーティングも劣化はします。汚れます。 ディーラーコートもうちのコート剤も劣化するまでの期間には差があれ、硬化し皮膜になるような一般的なガラスコートだと、最終的に劣化し皮膜が白く剥離してくるんですね。 あくまで塗装の外側にダメージを受けて、状況に応じて剥がす、補修ことが出来るのがボディコーティングの前提となります。 今後も凄い謳い文句のコート剤が山ほど出てくるでしょうけども、話半分で、飛びつかないってスタンスはこれまで同様変わりなくゆきたいと考えてます。 お客様におかれましては、何を基準にどんなコーティングをすれば良いかさらに悩ましくなってくるでしょうが、コーティングの性能よりも、施工後のアフターケアを適切に行ったほうが、愛車をいつまでも綺麗に保つことができますよーと断言しておきます!(^^) ご相談はコーティング専門店ストラーダまでお気軽にぃー♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.01.29 10:37:18
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