災害現場からの悲痛な訴え
ナイスミドルteruさんの日記を読んで、新潟中越地震の現場での、報道されない隠れた事実に接し、非常に驚いている。退去して押し寄せる報道関係者がジャマになって救援物資の運搬がはかどらない、それを横目で見ながら手伝おうともしない、リポーターは被災者に無神経にマイクを向けてばかり、等々............。地震報道とはいえこんな分野でも視聴率競争は存在するわけで、所詮は「人の不幸は格好のネタ」ということなのだろうか?現場の状況を過剰なまでにドラマチックに伝える一方で、現地において今何が最も求められているかという、一番肝心な情報が決定的に不足しているらしい。こんなマスコミでは正しい報道を期待する方が無理なのかな、とも思わせられる。また視察に訪れる議員の態度も目に余るという。仮設トイレに案内したことに腹を立てるなど、何様のつもりだと言いたくなる。こんな政治家たち(みんながみんなそうとは思わないが)にこの国の将来を委ねているかと思うと暗澹たる気持ちになってしまう。ナイスミドルteruさんは文面から拝察させて頂いた限りでは、現地にボランティアとして赴かれているのではと思われるが、今は現地からの生の声が一番重い。ボランティアの方々には本当にアタマが下がる思いだ。私には大したことは何も出来ないけれど、明日早速義援金という形で協力させて頂こうと思っている。