マスクの新たな課題
ここ一週間ほどまたまた鼻炎が悪化してきた。巷ではスギ花粉も一段落、というように言われているが、よく考えたら私はもともと「ヒノキ」の方に敏感に反応する性質だったことを忘れていた。そうか、これからが本当の戦いなのだ。今年から使い始めたマスクも、まだしばらくは手放せそうにない。しかしここへ来てマスクにも新たな問題が発生している。昨日今日と暑い日が続いているが、これだけ気温が上がるとマスクの中が異常に蒸れてくるのだ。汗もかくから、ともすればマスクの内側がビショビショになり、うっとうしくて思わず外してしまうことも度々だ。何事によらず一般的に「蒸れる」ということに対する解決法は、「通気性を高める」ということに尽きるのだが、こと原因が花粉だけに通気性を高めて花粉の進入を招いては元も子もない。花粉をブロックしつつ通気性を高めるという、このいわば二律背反の解消が、今後マスクメーカーに課せられた課題となるだろう。