道路使用料
市役所から「道路使用料」の請求書が送られてきた。昨年までこういう関係の処理は母が担当していたので、私が携わるようになってからは初めて目にするものだ。「道路使用料」とは一体何なんだろう?母に訊いたところ、要するに道路に突き出した2枚の看板の分の空中の使用権を払えということらしい。今までは何の疑問も無く払っていたようだが、その額たるや7,770円×2枚=15,540円にもなり、なかなかバカにならない額だ。なんだか私としてはちょっと解せなくて、市役所の担当窓口に電話をして、どういう基準で金額が決まるのか尋ねてみた。電話に出た担当者に聞いてみたところ、1平方メートル当りの単価が設定されており、それに看板の面積を掛けるのだそうだ。ただどうも今掲げている看板の大きさのワリに額が大きすぎるような気がしたので、今ウチのものとして市に登録されている看板の大きさを調べてもらった。調べた結果2つの看板が登録されており、それぞれ出てきた看板の面積に1平方メートル当りの単価を掛けると.......あれ、全然計算が違う。請求額よりずっと安い計算になるのだ。これは変だと、もう一度市役所へ電話した。事情を説明すると担当者は開口一番、「あ、看板は裏表あるので、看板の面積を2倍するんです」だと。まー、何とケチくさい、と思ったがまあそこは文句も言わずに再計算........あれ!?まだ計算が合わない!?それに2つの看板は寸法が違うはずなのに、請求額は2つとも同額だ。今度こそ明らかに市のミスだろう、とまるで鬼の首を取ったかのように喜び勇んで再度市役所へTEL。2枚の看板の面積(裏表合計)がそれぞれ「2.7平方メートル」と「2.2平方メートル」なのに、どうしてこの2枚が同じ金額になるのだ、と質した。すると答えはなんとも単純なもの。「計算をするときに、面積の小数点以下は『切り上げ』するんですよ。」ということはこの2枚の看板は計算上は同じ「3平方メートル」ということになるというのだ。うーん、でもこういう場合は普通、『切り上げ』などではなく『四捨五入』しないか!?