新・うたた寝の代償
まったく我ながら、自分の馬鹿さ加減にも呆れてしまう。昨夜、多少酔っぱらった状態でダイニングチェアーに腰掛け、テレビを観ていた。こういう時よくうたた寝をするのだが、普通は後ろにもたれかかって眠る。ところが昨夜は、たぶん身を乗り出すようにしてテレビを観てたんだろう。ちょっと意識が遠のいたな、と思ったら次の瞬間、全身に強い衝撃を感じた。どうやらうたた寝したまま、前に倒れてしまったようだ。しかも倒れたところはフローリング(泣)。まったく無防備の状態で固い壁に激突したようなものだ。とりあえず冷静になって、傷んでいるところをチェックした。まず右こめかみあたりにたんこぶが出来ていて、顎を動かすと痛い。右肩の骨の出っ張ったところが痛い。そして右ひざに擦り傷。とりあえずそのまま布団に入って寝て、翌朝再度確認するとした。で、今朝起きてみると、右ひざは大丈夫、こめかみもまだ腫れているが大したことはない。しかし右肩の痛みがハンパない。一見腫れてはいないので、骨が折れているわけではないと思うが、大事を取って今日の午前中に整形外科を受診した。レントゲンを撮ってもらったが、とりあえず骨に異常はなし。ただの打ち身なので、日が経てば痛みは治まるよ、と、貼り薬のみもらって帰ってきた。まあ大事に至らなくて良かったが、ちょっと考えなくてはいけないな。だいたい酔っぱらってうたた寝するとロクなことが無い。うたた寝している間に腕の神経を挟んでしまい、「橈骨神経麻痺」というのにもなったし、うたた寝している足にファンヒーターの熱風が直撃して、脛に潰瘍ができたこともある。妻には「酔って帰ってきたらさっさと寝なさい!」と叱られてしまったが、何だかすぐに寝るのがもったいなくて、ついテレビを観たり本を読んだりしてしまう。貧乏性なんだろうな、きっと。でももっと深刻な事態になっても困るので、あえて文章にして戒めとせねばと思ったのだ。こういうことは実名が判るSNSでは到底書けないので、あえてここに書かせてもらった。