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テーマ:高校野球(3664)
カテゴリ:ふっと思ったこと
今思うとバカみたいな話だが、私は子供の頃、甲子園の高校野球大会で勝者の校歌が流れるのを、
あくまでも選手の歌う肉声だと信じ込んでいた。 さすがに甲子園レベルの学校の選手は、歌も上手いもんだなぁ、などと思っていたものだ(笑)。 さてここ数年の間に、試合の後の校歌斉唱が、甲子園大会だけでなく、 地方大会でも行なわれるようになった。 しかしそこは地方大会のこと、いろんなハプニングにも見舞われる。 先日私がたまたまテレビで見ていた県予選でのことだが、勝った高校が校歌を歌うべく ホームベースのところに整列して、イントロが流れるのを待っていた。 ところがなかなかイントロが出てこない。 さすがにこれはおかしいと、選手たちもザワザワし始めた。 そして整列してから30秒ほど経っただろうか、場内アナウンスで、 「○○高校の皆様、申し訳ありません。CDがフリーズしてしまって、校歌が流せません。 恐れ入りますが音を出していただけませんでしょうか?」 というようなアナウンスが流れて、緊張の面持ちの選手たちも途端に笑顔に変わった。 で、結局は応援席のブラスバンドが校歌を演奏して、それにあわせてナマ声で歌ったのだが、 実はあとで新聞を見ると、同じ日に大分県の明豊高校も同じハプニングに遭遇していた、と書いてあった。 明豊高校といえば、今や甲子園の常連の強豪校だが、それと同時に ここの校歌をあの南こうせつが作ったということでも知られている。 もっとも明豊高校はアカペラで歌ったようだが。 そこで私が思ったのは、本番の甲子園大会でも、校歌のテープを流すのではなく、 ブラスバンド+ナマ歌でやったら良いんじゃないか、ということだ。 甲子園に流れるのが、あまりに出来の良い歌唱だったりするのが、 私には以前から何だかウソ臭く感じていたのだ。 もっとも学校側としては、あまりに歌が下手だと学校の威信に関わる、などという理由で 反対するかもしれないが......(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月22日 01時58分26秒
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