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カテゴリ:スポーツの話
日本ハムの大谷翔平投手が、今シーズンの投手3冠に輝いたというニュースを見た。
ただ私は投手3冠というのを、「勝ち星」「防御率」「奪三振」だと思っていたのだが、 どうやら3つ目は「奪三振」ではなく「勝率」第1位であるらしい(パリーグのみだが)。 しかし私は以前からこの「最高勝率」というタイトルがどうも気に食わない。 勝率というのは、先発投手がどれくらいの割合で勝てたか、を計るものだろうが、 その算出方法は「勝ち数÷(勝ち数+負け数)」という単純な計算だから、 勝ち星や負け星の付かなかった登板は度外視されてしまう。 それにただでさえ自分以外の要因に左右されやすい「勝ち星」というものを、 あまりに少ない分母(10~20)で率にしたところで、とても意味のある数字とは思えない。 「最多勝利」のタイトルがあれば、「最高勝率」など不要だろう。 それではそれ以外に、主に先発投手の力量を評価するタイトルが必要というならどうするか? で、ここからは私の提案であるが、 「最高勝率」の代わりに「最高QS率」というタイトルを制定してはどうだろうか? 「QS」とはメジャーリーグで以前から用いられている「クォリティスタート」という指標だ。 先発投手が6回以上を投げて自責点「3」以内に抑えた場合、QSを満たしたとされる。 つまり先発した試合の中でQSを満たした数がどれくらいの割合だったか、 それをパーセンテージにして、最高の数字を上げた者がタイトルを獲得する。 これなら先発した試合全部を対象に評価できるので、先発投手の評価としては、 より実態に近いものになるはずだ。 早速検討していただくことを望みたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年10月08日 11時33分28秒
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