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カテゴリ:ふっと思ったこと
4年前に民主党政権が崩壊して以来、自民党の独り勝ち状態が続いている。
もちろん自民党に批判的な人たちもたくさんいるだろうが、いざ国政選挙となると、 一体どこに投票したらいいのか、と悩んでいる方も多いだろう。 野党第一党の民主党は頼りないし、維新との合流も期待値はあまりにも小さい。 他の党は小粒すぎて政権を託すには心許ない。 もしかすると、自民党は好きじゃないけど、他に入れるところが無いから仕方なく入れてる、 という人もいるかもしれない。 それに前回のブログにも書いたように、今年の参院選からは選挙権が大幅に引き下げられて、 18歳から投票できるので、普段政治に関心のない少年少女たちは大いに迷うことだろう。 で、ここから先はあくまでも一般論だが、もし投票する政党や候補者を決めあぐねているのなら、 現時点で最も勢力が強いところを避けて投票するのがいいのでは、と思う。 権力がどこか特定の党に集中しないような投票行動をとるのが賢明だろう。 理由は、保守系であれリベラル系であれ、ひとつの勢力に過剰に力が付き過ぎるのは あまり好ましいことではないと思うからである。 政治とはある意味、多様性を認めながらそれを調整していく作業でもあると思う。 ところがひとつの勢力が突出してくると、数にモノを言わせた傲慢さが出てきかねない。 少数派に耳を傾けることなく、自らの信念に基づいてやりたいことをやるようになる。 そんな時にそれにブレーキを掛ける勢力が脆弱では、暴走を止めることが出来ない。 あとは推して知るべしだ。かのナチスにしても、こういった経緯で出来てきたわけだし。 両極の緊張状態を保持する意味でも、迷ったら劣勢な方に入れるのがいい。 ベストの選択ではないかもしれないが、棄権するよりははるかにマシだと思う。 念のために言っておきますが、これは特定の政党を念頭に置いて書いた文章ではありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月12日 21時37分36秒
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