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カテゴリ:仕事のこと全般
ウチの店では、限定生産だとか希少な商品などは、発売前に予約注文を取ることがある。
ただその際、トラブルが生じることも無いわけではない。 一番多いのが、予約のキャンセル。 軽い気持ちで予約したものの、いざとなると「やっぱ、いらねーわ」という人がたまにいる。 返品などとは違うから実害は無いのだが、後の処置に困るのだ。 先日ご来店した一見のお客さん。 お会計が終わった後に、当店で今推しているある商品の紹介をした。 その方は興味を持ったらしく、予約票に記入していった。 そしてその商品が発売になってそのお客様に、入荷の報告をするべく電話をした。 ....まったく別の人が出た....。 そう、その人は全く違う電話番号を書いていたのだ。 その商品が発売になってから、かれこれ1ヶ月が経とうとしている。 そのお客さんはまだ来ない。 さあ、困った。連絡を取るすべが全く無いのだ。 本来ならばその方が来店されるまでずっと待っているのが筋だとは思う。 ただその商品は後になってしまうととても売りづらい商品だったりする。 ましてやその方が注文した数は1本や2本ではなく合計10本....。 それだけの在庫が残るとするとかなりのリスクだ。 総合的に考えて、最終的に数日前にフリーで売ることに決めた。 遅かれ早かれいずれはそうしなければいけないとしたら、今がそのタイミングと判断した。 そして何とか年内に完売することが出来た。 もちろん件のお客さんは来ていないが致し方ない。 今回の例は特別だとしても、予約注文というのはいつも気を遣う。 お客さんによっては、すぐに来ないといけないと思っている方もいればそうでない人もいて、 その感覚にはとても大きい温度差があると思われる。 なかなか取りに来られない方にはとてもやきもきさせられる。 再度ご連絡しようと思うこともあるが、催促するみたいで嫌なものだ。 予防策としては「発売後〇日以内にご来店ください」と最初に謳っておくという方法もあるが、 こういうのもなかなか気が進まない。 こうやって永遠に悩み続けていくのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月31日 17時30分37秒
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